
金色の玉からナメゴンが孵化する!
翌日、毎日新報に怪物が出たという情報が入り、由利子、万城目、一平は大蔵島に向かった。その際、一平は星川航空の事務所で見つけた綺麗な玉をネックレスにして由利子にプレゼントする。大蔵島に到着した万城目たちは洞窟に侵入。すると、万城目を襲ったギャングたちが固まって死んでいた。
そこにナメゴンが出現。万城目は、ギャングが持っていた拳銃で攻撃するが、やはり効果はない。ナメゴンは洞窟を破壊し地上に出現。人間を襲おうとする。万城目はナメゴンを引きつけ、崖から海へ転落させるとナメゴンは海水に溶け、死んでしまった。
調査を終え、一の谷博士のもとで今回の事件の話をしていた万城目たち。一の谷博士は、火星人がナメゴンの卵を入れたロケットを送り込んできた理由は、宇宙の人びとが「地球人の打ち上げるロケットに迷惑しているから」であると考えた。そして、宇宙には地球よりも遥かに進歩した文明をもつ星が無数にあり、それらの間で「大宇宙のルール」がすでに確立されているのではないかと推測する。
すると、アルコールランプの炎に近づいた由利子のネックレスが突如膨張する。それは、もうひとつのナメゴンの卵だったのだ。一の谷博士は塩水を用意するよう指示を出すのであった。