1月15日 大阪城でウルトラマンとゴモラが大激突!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月15日(1967年)

テレビマガジン編集部

北京オリンピック開催まで、あと3週間。日本、世界から集まるアスリートの活躍に期待が集まっている。オリンピックの他にも、世界各国が参加する大イベントの一つに万国博覧会がある。日本でも2025年には大阪万国博覧会が予定されている。

万博といえば、1970年にも日本万国博覧会が大阪府吹田市で開催され、世界各国からの観光客でにぎわった。(77ヵ国の参加のもと6400万人を超える入場者があった)その日本万国博覧会で展示されるはずが、大阪のシンボル・大阪城を破壊したウルトラ怪獣といえば? 今回取り上げるのは「1月15日」(1967年)。
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大阪城に現れたゴモラ。尻尾攻撃が強力なため、科学特捜隊に尻尾を切り落とされている
©円谷プロ PHOTO/講談社
“初代”ウルトラマンが活躍する『ウルトラマン』は、科学特捜隊のハヤタ・シンが、ウルトラマンと一体化し、怪獣や宇宙からの侵略者から地球を守るために戦う物語だ。前作の『ウルトラQ』で描かれた、怪獣や宇宙人によって引き起こされる超常現象や事件といった要素に加え、ウルトラマンというヒーローを登場させることで前作を上回る大人気番組となった。

ジョンスン島で発見されたゴモラが捕獲された。ゴモラを日本万国博覧会で展示することが決まり、科学特捜隊は、UNG麻酔弾でゴモラを眠らせ、輸送する。しかし、その途中でゴモラが覚醒してしまう。

六甲山中に落とされたゴモラはウルトラマンと戦いになるも、その強力な尻尾による攻撃でウルトラマンを圧倒。スペシウム光線が発射される前に、ゴモラは地中に逃走してしまう。さらに、ハヤタは戦いの最中にウルトラマンの変身アイテムであるベーターカプセルを紛失してしまうのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ゴモラが大阪の街に出現!

1967年1月15日は『ウルトラマン』第27話「怪獣殿下(後篇)」が放送された日。第26話の前篇でウルトラマンと戦い、地中に逃走したゴモラが大阪の街に再び現れた。科学特捜隊と自衛隊は暴れまわるゴモラを攻撃。ハヤタは光線銃・マルス133でゴモラの尻尾の切断に成功する。

ゴモラは再度地中に逃走してしまうものの、アラシ隊員はゴモラに発信機を命中させることに成功。そして、ゴモラが大阪城のある方角に進撃していることが判明した。

自衛隊は先回りし、ゴモラを迎え撃つ準備をはじめる。一方、先のウルトラマンとゴモラの戦いを目撃していた「怪獣殿下」ことオサム少年は、ウルトラマンが落としたベーターカプセルを届けるため、大阪城に向かうのだった。
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