5月9日 ザ☆ウルトラマン 燃える深海でファイヤバドンと対決!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月9日(1979年)

テレビマガジン編集部

スーパーマードック号をバージョンアップ!

トベ隊員はスーパーマードック号の改造について、深く潜るだけなら改良できるが、それだけでは足らないと考えていた。しかし、足りない「何か」が思い浮かばず悩む。そこに、科学警備隊の分析ロボットのピグが、差し入れのぶどうをもってやってきた。トベ隊員は、ぶどうを皮の上からつまむと実が勢いよく飛び出すのを見て、あるアイディアを思いつく。

一方、ファイヤバドンはマグマをエネルギーにしており、そのエネルギーは5分しかもたないことが判明。科学警備隊は改造を終えたスーパーマードック号で出撃した。そして、科学警備隊は海底火山でファイヤバドンと遭遇。トベ隊員は新開発の特殊な銛を発射して攻撃する。しかし、銛は命中したものの倒すには至らず、スーパーマードック号は海底から噴出したマグマに捕らわれてしまう。

絶体絶命かと思われたが、スーパーマードック号は、皮から飛び出るぶどうの実のように、外装を剥がして脱出に成功した。しかし急な上昇により、ヒカリを除いたメンバーは気絶したまま意識が戻らない。そこにファイヤバドンが迫る。

ヒカリはウルトラマンジョーニアスに変身。カラータイマーにあたる胸のスターシンボルが赤になるまで消耗するが、ファイヤバドンに刺さった銛に向けて、アストロビームのエネルギーとプラニウム光線を合成した「エネルギー合成光線」を発射。ファイヤバドンを撃破するのだった。

溶岩怪獣 ファイヤバドン

高速で飛翔し、炎を吐いて攻撃する  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
溶岩怪獣 ファイヤバドン

身長/63メートル
体重/2万4000トン

マグマをエネルギーにする怪獣で、レーダーでも追尾できないほどの高速で飛翔する。火山帯の中を縦横に移動し、高温・高圧に耐えられるタフな怪獣。陸海空といった、いかなる環境でも高い順応性を見せ海底火山から出没する。

だが、エネルギーが5分ともたずに尽きてしまい、その度にエネルギーを補給するためにマグマに戻らなければならない。

登場エピソード:『ザ☆ウルトラマン』第6話「燃える深海への挑戦」(1979年5月9日放送)
作:荒木芳久/演出:古川順康

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5月9日は高速で移動するファイヤバドンが出現したエピソードの日

5月9日は高い機動性をもち、マグマをエネルギーにするファイヤバドンが出現したエピソードの日。トベ隊員が搭載したスーパーマードック号の“脱皮”機能によって、科学警備隊は捕らわれたマグマから脱することができたのでした。そして、ファイヤバドンに刺さった新開発の銛に光線を撃ち込む戦法で、ウルトラマンジョーニアスが勝利します。

スーパーマードック号を設計し、改造したトベ隊員の声は『ウルトラマン』科学特捜隊で様々なマシンや武器を開発・発明したイデ隊員としておなじみの、二瓶正也さんが演じられていました。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。