あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月9日」(1979年)。
津波とともに、謎の飛行物体が出現。その正体は数億年前に生息していた怪獣・ファイヤバドンだった。スーパーマードック号は海中でファイヤバドンと戦闘になるが、深度の限界により撤退を余儀なくされる。
海底から出現する怪獣
すると、今度は太平洋沖の海底火山が爆発し、謎の飛行物体が出現したという連絡が入る。科学警備隊は大型万能戦闘機・スーパーマードック号で現地に向かうと、ムツミの推測どおりファイヤバドンが出現した。ファイヤバドンはスーパーマードック号に攻撃を仕掛けた後、海中に逃げてしまう。
科学警備隊は水中も航行可能なスーパーマードック号で追跡。しかし、ファイヤバドンに追いつくことはできず、機体が耐えられる深度の限界に達してしまうも、スーパーマードック号の設計者でもあるパイロットのトベ隊員は追跡を強行する。そして、限界を超えたスーパーマードック号は水圧によって操縦不能に陥る。アキヤマキャップは対応できずにいるトベ隊員から操縦桿を奪い、科学警備隊はなんとか生還した。