5月9日 ザ☆ウルトラマン 燃える深海でファイヤバドンと対決!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月9日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月9日」(1979年)。
スーパーマードック号に、新開発の銛を撃ち込まれたファイヤバドン  ©円谷プロ
『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、BN Pictures)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

津波とともに、謎の飛行物体が出現。その正体は数億年前に生息していた怪獣・ファイヤバドンだった。スーパーマードック号は海中でファイヤバドンと戦闘になるが、深度の限界により撤退を余儀なくされる。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

海底から出現する怪獣

1979年5月9日は『ザ☆ウルトラマン』第6話「燃える深海への挑戦」が放送された日です。太平洋沖で起きた地震による津波から避難する人々に、謎の飛行物体が火炎を浴びせる事件が発生。科学警備隊が応援要請される。ムツミ隊員は、数億年前に生息していた怪獣・ファイヤバドンだと考え、調査を提言する。

すると、今度は太平洋沖の海底火山が爆発し、謎の飛行物体が出現したという連絡が入る。科学警備隊は大型万能戦闘機・スーパーマードック号で現地に向かうと、ムツミの推測どおりファイヤバドンが出現した。ファイヤバドンはスーパーマードック号に攻撃を仕掛けた後、海中に逃げてしまう。

科学警備隊は水中も航行可能なスーパーマードック号で追跡。しかし、ファイヤバドンに追いつくことはできず、機体が耐えられる深度の限界に達してしまうも、スーパーマードック号の設計者でもあるパイロットのトベ隊員は追跡を強行する。そして、限界を超えたスーパーマードック号は水圧によって操縦不能に陥る。アキヤマキャップは対応できずにいるトベ隊員から操縦桿を奪い、科学警備隊はなんとか生還した。
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