ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 幼きギラの秘密とは? そして宇蟲王ダグデドがまさかの復活!

スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第43話】

テレビマガジン編集部

ギラとラクレスが力を合わせて宇蟲王ダグデドを打ち倒した第42話に引き続く第43話を、TELEMAGA.netが独自の視点で注目した「見どころ」と、本作ならではの「要チェックポイント」を紹介、本エピソードの魅力をあらためてピックアップ!

シュゴッダム先々代国王とギラ誕生の秘密!

ただひとりの弟であるギラに対し、ラクレスはやさしい兄として接していた  ©テレビ朝日・東映AG・東映
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シュゴッダム前国王、ラクレス・ハスティーの真意が明かされ、ギラとラクレスは共闘してついに宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンを撃破しました。

ゴッカンではダグデドと結託し、チキュー侵略ならびに大量虐殺を計画した容疑によるラクレスの裁判が行われていました。

しかし、ラクレスのこれまでの行動はダグデドを倒し、民を救うためだった可能性があると、裁判長リタ・カニスカは、その全容を話すようラクレスに命じます。

シュゴッダム王家は2000年に渡って宇蟲王ダグデドに仕えていました。しかし、従順なふりをしながら密かに反撃の時を待っていたのです。

その転機をもたらしたのが先々代国王であるラクレスの父、コーサス・ハスティーでした。

コーサスはダグデドへの忠誠の証として、滅びの力をダグデドに要求します。

するとダグデドの力によってコーサスの妻は突然身ごもりました。その子こそギラだったのです。

コーサスの妻はギラを産んで間もなく亡くなってしまいましたが、ギラは奇跡の子として隠匿されながら育てられたのでした。

しかし、ラクレスにとってはただひとりの弟であり、兄としてやさしく接していました。

子どもになった王様戦隊!

宇蟲五道化のひとり、ミノンガンが時をゆがめる能力で王様戦隊を子どもにしてしまった!  ©テレビ朝日・東映AG・東映
一方、ダグデドを失った五道化たちが行動を開始しました。

シュゴッダムの民たちが、急に歳をとってしまったというのです。

急行したギラたちも、ミノンガン・モウズの不思議な力で子どもの姿にされてしまいました。

ただ一人、カグラギ・ディボウスキだけは見た目はあまり変わっていない様子ですが、それでもカグラギ曰く、見た目が変わらないのはトウフの子は育ちがよいからで、この筋肉量は確かに十歳時に戻っているとのこと。

見た目だけではありません。やんちゃなヤンマ・ガストは幼いジェラミー・ブラシエリの仮面をはずしてイタズラをしたりと、心も子どもに戻ってしまったようです。

それでも5人は王鎧武装し、ミノンガンに立ち向かおうとしますが、変身した姿も子どもの姿、これではまるで戦隊ごっこです。

果敢に攻撃するギラの剣が、ミノンガンにヒット! するとミノンガンの力が解けたのか、ギラは通常のクワガタオージャーに戻りました。

しかし、幼いころの記憶が蘇ったギラは、頭痛に苛まれて変身解除してしまいます。

その記憶とは……。

コーサスに命じられたラクレスが、ギラに食べさせていたのは黄金に輝くプルプルのゼリー、レインボージュルリラでありました。

このレインボージュルリラの原料こそ、ゴッドクワガタのシュゴッドソウルだったのです。

宇蟲王を倒すための道具としてギラを使おうとしたコーサスは、次代の王であるラクレスにギラを使えと命じたのです。

昆虫生命体であるシュゴッドの命を身体に取り込むことで、昆虫に近づいていったギラは、そのままシュゴッドソウルを食べ続けることで記憶も、人であることも忘れて従順になると、コーサスは告げました。

しかし、家族であるギラを道具にしようとするコーサスに対し、ラクレスは背きます。そして、自分が王になってギラを守ると決意したのでした。
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