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特撮への解像度が高すぎる! 「戦隊レッド 異世界で冒険者になる」を観てみた!
テレマガ編集者も大興奮した戦隊ヒーロー×異世界転移アニメ! 4つの推しポイント
2025.02.22
「昨日の戦隊のアニメ見た?」「ヤバいクオリティーだよね。某T映さんへのリスペクトがすごすぎる。まず変身道具でしょ。それから、武器もすごいし、それからそれから……」「待った、待った。その思いを記事にまとめよう!」
ということで、『戦隊レッド 異世界で冒険者になる』を、まがりなりにも50年以上特撮番組を追い続けている「テレビマガジン」が解析していきます。
本作は、戦隊ヒーロー「絆創戦隊キズナファイブ」のキズナレッドが、「秘密結社ゼツエンダー」との最終決戦で異世界に転移してしまうというストーリー。キズナレッド=浅垣灯悟は、異世界で出会った魔導士の少女・イドラと出会い冒険者として冒険を始めることになります。
特撮や戦隊ヒーローをパロディした作品はこれまでに数え切れないほど作られてきましたが、本作のキズナファイブは、その作り込みが凄まじい。
まず、変身アイテムの作り込みが素晴らしい!
その名のとおり「絆」がモチーフのキズナファイブの変身アイテムはブレスレット型のキズナブレス。ここに、絆創膏型の連動アイテム「絆創甲(ばんそうプレート)」をセットして変身します。そして、その際にはアイテムから「ぺっTURN!」という音声が!
絆創甲には複数のバリエーションがあり、用途に合わせてさまざまな絆創甲を装塡するようです。おもちゃを売るわけでもないのに、特撮作品とは切っても切り離せないマーチャンダイジングによる要素をあえて連想させるガジェットを登場させるところに、特撮愛の深さを感じます。