プラレールはどうやって動いているの? 大人気おもちゃの意外と知られていない3つの動力革命とは

TELEMAGA.netが独自につかんだ「プラレール」の秘密【その3】を紹介!

テレビマガジン編集部

手ころがしから、モーター内蔵へと進化!

発売当初は、まだモーターを積んではおらず、手ころがしで遊べるようにつくられていた。

このころは、架空の汽車がモチーフだった。

発売から2年、ついに小型モーターを内蔵し、電池を原動力にする、電動車両の開発に成功!

じつは、開発には、いろいろな苦労があった。

モーターやバッテリーといったメカニカルな部分を積んだ電動のプラレールでは、曲線レールの上をうまく走らせることがむずかしい。

そこで、前車両と後車両とのバランスをうまくとる必要があったのだ。

何度も試行錯誤を繰り返して、もっとも安定して走る車体サンプルをつくり、ついに、車体の長さが決まる。

「電池1本で走る3両編成」という、現在まで受け継がれている基本スペックも、このときに誕生したのだ。

当時の雑誌『暮らしの手帖』に、「おすすめできるおもちゃ」として紹介されたこともあって、さらに人気に火がついた。
「電動プラ汽車セット」
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1972年の第一期黄金時代~スピード切り替え機能の追加~

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