プラレールはどうやって動いているの? 大人気おもちゃの意外と知られていない3つの動力革命とは
TELEMAGA.netが独自につかんだ「プラレール」の秘密【その3】を紹介!
2024.12.30
手ころがしから、モーター内蔵へと進化!
このころは、架空の汽車がモチーフだった。
発売から2年、ついに小型モーターを内蔵し、電池を原動力にする、電動車両の開発に成功!
じつは、開発には、いろいろな苦労があった。
モーターやバッテリーといったメカニカルな部分を積んだ電動のプラレールでは、曲線レールの上をうまく走らせることがむずかしい。
そこで、前車両と後車両とのバランスをうまくとる必要があったのだ。
何度も試行錯誤を繰り返して、もっとも安定して走る車体サンプルをつくり、ついに、車体の長さが決まる。
「電池1本で走る3両編成」という、現在まで受け継がれている基本スペックも、このときに誕生したのだ。
当時の雑誌『暮らしの手帖』に、「おすすめできるおもちゃ」として紹介されたこともあって、さらに人気に火がついた。