大人もすなる「さがせ」遊び! 仮面ライダー「さがせ」本の魅力と秘密に迫る!

使用写真1000点以上! 『仮面ライダーをさがせ!!』に詰まったドキワク!

テレビマガジン編集部

『仮面ライダーをさがせ!!』より抜粋。眺めるだけでも楽しい
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『さがせ』本は、もう子どもが楽しむだけのものではない!

漫画、アニメなどサブカルチャーを筆頭に、昔は子どものための遊びと思われていたものが、今では次々と大人も楽しめるものになっています。

その流れは、いろいろな本にも。「大人のための塗り絵本」「大人のための折り紙本」など、大人だけでも楽しめるし、子どもといっしょでも楽しめる本は、枚挙にいとまがありません。そんななかで、今回おススメしたいのが、「大人のためのさがせ本」についてです。

「さがせ」本とは、いろいろな場面に隠れているキャラクターを見つける絵本。『テレビマガジン』を刊行している講談社でも、たくさんの絵本をたくさんの子どもたちのために、刊行してきました。それを今、大人が本気で楽しんでくれているようです。

その代表的な作品としては、『どこ?』シリーズ(講談社)。一度は手にとったことがある方も多いのでは? ジオラマを撮影した写真の中から、いろいろなものを見つけ出す絵本です。
絶大な人気を誇る『どこ?』シリーズ。まるで、芸術作品のように美しいジオラマが魅力
本当に写真が美しく、ページをめくるだけで楽しい、インテリアのような作品です。

最近は、さまざまな大人向けに特化している本も刊行されています。その筆頭格が、『超超超超超超超超超超超超超超超超超超むずかしすぎる えさがし』(ワニブックス)。タイトルどおり、とんでもなく細かい画像のなかから300点ものさがしものを見つけないといけません。老眼を改善するのにもよいかもしれませんね(笑)。
『超超超超超超超超超超超超超超超超超超むずかしすぎる えさがし』(ワニブックス)より抜粋。もはや、試験レベルの難しさ!

仮面ライダーやスーパー戦隊も、子どもだけでなく大人も楽しむものに…

その流れは、仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラマンといった特撮ものにも及んでいます。

昔は、子どもだけが楽しむためのものだったのが、今では大人でも楽しめるグッズなども増えてきています。その筆頭格は、なんといっても変身ベルトでしょう。過去に放送された、いわゆる平成仮面ライダーのベルトが、デザインや音がより精巧になり、大人も身につけられるサイズとなって、プレミアムバンダイから発売されています。

また、たとえば、ウルトラセブンのアイスラッガーがマッサージ器になるなど、大人が懐かしがったり、実用品として使えるものが増えたりしています。本もグッズも着々と進化しているのです。
マッサージ器として使える、アイスラッガー型の「癒スラッガー」 約縦400ミリ×横130ミリ×幅20ミリ 6,600円(税込)発売元:ベネリック株式会社  ©円谷プロ

カバーから、あなたに挑戦状を叩きつける!

そんな特撮好きな大人ゴコロをくすぐる、すごい本が2022年9月2日に刊行されました。その名も『仮面ライダーをさがせ!!』。「テレビマガジン」の本誌表紙、仮面ライダーの記事などを一手に引き受け、大人向けのマニア特撮本にも多く携わる、デザイナー・ヒライヒトリ氏がまさに死力を尽くして制作した、大人も楽しめる「さがせ」本です。

まず、カバーを見てください。
表紙から「さがせ」は始まっている   (『仮面ライダーをさがせ!!』カバー)
一見なんの変哲もない表紙に見えますが、帯とセットになっていることで、意味を持ちます。じつは、このカバーから問題は始まっているのです。リバイ、セイバー、ゼロワン、王蛇、ガタック……。この5人のライダーを見つける問題。まずはチャレンジしてみてください。
次のページへ 中身も、仮面ライダーを愛しているからこその仕掛けが満載!
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