サバイバル達人・あばれる君が教えるアウトドアテクニック[火おこし編]

親子で一緒に楽しむ! 初心者でも簡単たき火の極意。ミニ実践動画付き!

テレビマガジン編集部

かっこよく、ファイヤースターターで着火!

燃やすものの準備、かまどの用意ができれば、あとは火をつけるだけ。
火おこしには、まず熱を作り出すわけですが、リアルなサバイバルであれば、木をこすりあわせたり太陽の光を集めたりと、何もないからこそ知識と体力で勝負です……。

しかし、あばれる君流のアウトドア術は、初心者でも挑戦しやすいのがポイント。ここは手軽(?)な、ファイヤースターター(発火器具)を使います。
ナイフケースの背についたファイヤースターターを構えるあばれる君  写真/『あばれる君のすぐに使えるサバイバル大全』より
「ライターで着火するよりも、通っぽくてかっこいい。たぶん、これで着火すれば、子どもからも一目置かれるはずです(笑)」。
ファイヤースターターとは、マグネシウムなどでできた棒をストライカーという金属でこすることで火花を散らす、いわば現代版の火打ち石。

あばれる君が普段から愛用しているのは、ナイフケースに付けられたファイヤースターターをナイフの背でこする、ワイルドなタイプ。
キャンプ用品として売られているファイヤースターター  写真/『あばれる君のすぐに使えるサバイバル大全』より
火口に向かって、マグネシウムをケチらずにシュシュッとこすれば、バババッと火花が散って、火口が燃え出します。
火をつけるときは、すばやく、一気に、火口に向けて火花を飛ばすことが大切  写真/『あばれる君のすぐに使えるサバイバル大全』より
これで着火は終了。あとは、息を細く吹きかけながら炎を大きくし、火口についた種火をたきつけから、まきへと移していくだけで、簡単にたき火がスタートできるのです。
炎をだんだん大きくしていくイメージで、太いまきへと火を移していく  写真/『あばれる君のすぐに使えるサバイバル大全』より
最後に、あばれる君からアドバイス。

「アウトドア初心者であれば、最初からあれもこれもと欲張らずに、ひとつテーマを決めて取り組み、ほかのことは楽チン・ズボラ対応〜という手もアリですよ。今回は、たき火をメインのテーマにしたので、料理は焼くだけのものや、レトルトを利用するなどしても、子どもたちは充分に楽しんでくれるはずですから!」とのこと。
読者の皆さんも、この夏は『あばれる君のすぐに使えるサバイバル大全』を参考に、「火おこし」にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
現代ビジネスでもあばれる君のアウトドアテクニックを紹介しています!

※第1回は火おこし編、第2回は竹飯ごう編、第3回は浄水フィルター編
あばれる君が実践する、火おこし動画はこちら!

あばれる君のスペシャルテクニック 火起こし編

あばれる君がもつ、サバイバルテクニックのすべてを注ぎ込んだ1冊。災害時にも使える特別マニュアル付きで、アウトドアだけでなく様々なシチュエーションで使えるノウハウが満載!
『あばれる君のすぐに使えるサバイバル大全』講談社刊 本体1500円(税別)
50 件
あばれるくん

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abarerukun
芸人

1986年9月25日、福島県生まれ。駒澤大学法学部、ワタナベコメディスクールを経てワタナベエンターテインメントに所属。スキンヘッドがトレードマークで、ハイテンションのコントネタ「熱血ひとり芝居」や、オーバーリアクションで人気に。TBS系の『アイ・アム・冒険少年』の企画、脱出島で歴代最多優勝を誇るなど、サバイバルの達人として名を馳せている。Twitter:@abarerukun

1986年9月25日、福島県生まれ。駒澤大学法学部、ワタナベコメディスクールを経てワタナベエンターテインメントに所属。スキンヘッドがトレードマークで、ハイテンションのコントネタ「熱血ひとり芝居」や、オーバーリアクションで人気に。TBS系の『アイ・アム・冒険少年』の企画、脱出島で歴代最多優勝を誇るなど、サバイバルの達人として名を馳せている。Twitter:@abarerukun

てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga