準備さえキチンとすれば マッチがなくても、たき火ができる!
では、どうすればよいのでしょうか?
このイメージをアイテム順に並べてみると、火口(ほくち)→たきつけ→細いまき→太いまき……となります。火口(ほくち)とは、着火するための燃えやすい材質のもののことをいいます。
具体的なものを例として挙げると、
【火口におすすめのもの】
麻ひもをほぐしたもの、ススキの穂、ガマの穂、タンポポの綿毛など
【たきつけにおすすめのもの】
枯れ葉、枯れ草、松ぼっくり、杉の葉、木の皮、新聞紙など
まずは親子で、たきつけ探しに挑戦してみるのも楽しいはずです。
火の使い方を考えてかまどを組む
キャンプ場などでたき火の練習をする場合には、直火がOKな場所かどうか? まわりに燃えやすいものはないか? 寝る場所からの距離や、調理場所としての動線は問題ないか? など、安全性と使い勝手の両面からチェックして場所を決定することが大切です。
そして、いよいよかまど作りです。
河原など石があるところでは、風上側を開けるように「コ」の字型に石を組んでかまどを作ります。林では丸太を組んで作ればいいし、何もなければ穴を掘って作ります。イラストを参考にしてみてください。
まきの組み方は、炎の形をイメージする!
だから、山型でも井げた型でも、風向きに合わせて空気の取り入れ口を開け、そこにたきつけを置き、火のついた火口を入れるスペースを用意しておきます。