バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 ブンバイオレット&ブンブルーが苦魔獣とボクシングで対決!

スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第29話】

テレビマガジン編集部

マッドレックス・フューリーが登場した第28話に引き続く第29話を、TELEMAGA.netが独自の視点で注目した「見どころ」と、本作ならではの「要チェックポイント」を紹介、本エピソードの魅力をあらためてピックアップ! コレを読んでもう1回、本編を見直そう!!

ひとり潜入捜査を続けるイシロウの過去とは?

イシロウが監視する青里邸にサキトとビュンディーが正面から乗り込んでいった!  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
潜入捜査を得意とする情報屋・鳴田射士郎(メイタイシロウ)だが、今日も厳重な警備に守られた邸宅の様子を窺っていた。

そこへ現れたのは、焔 先斗(ホムラサキト)とビュン・ディーゼル=ビュンディーだ。

「汚れ仕事なら俺にやらせろ」と言うサキトに対し、「雇ってやるが自分の命令には従え」とイシロウは厳命する。

それでも、サキトは始末屋としてのやり方は貫く構えだが……。

そのころ届け屋本部では、範道大也(ハンドウタイヤ)、志布戸未来(シフトミラ)、阿久瀬 錠(アクセジョウ)、細武 調(サイブシラベ)たちが、モニターに映るマッドレックス・フューリーを分析し、タイヤは以前のマッドレックスと異なる気がするが太刀筋は似ていると考察する。

イシロウの不在に気がついたミラがブンドリオ・ブンデラス=ブンブンに質問すると、イシロウは「目下スパイの仕事の最中で自分たちは邪魔をしないのだ」とブンブンは答えた。

さらに、ブンブンはイシロウとタイヤ、ブンブンとの出会いの話を語り始める。

かつて、イシロウは電子機器のセキュリティーをすべて破ってタイヤの家に忍び込んだという。その目的はブンブンだったというのだ。

しかし地下に潜入したイシロウは、床に貼られていたトラップに引っかかり任務は失敗した。だが、タイヤはその見事な潜入ぶりを買ってイシロウを雇ったのだ。

実は最初にブンブンがタイヤの家に落下していたのをISA=国際宇宙対策機構は察知しており、イシロウはISAからブンブンの調査の任を受けてタイヤの家に潜入したのだった。

タイヤと出会ったことで、イシロウはISAの依頼を反故にしてブンブンの存在を隠したのだという。

そして今、イシロウが偵察している邸宅は、青里ファミリーのボスが住む邸宅だったのだ。

青里ファミリーといえばボスの息子であるボンボンがミラを見初め、無理矢理結婚させようとした悪党である。

始末屋流を決め込み正面から乗り込んだサキトとビュンディーは、なんと青里ファミリーのボスに対し、「始末屋の自分たちを雇ってくれ」と持ちかけるのだが……。

ゴンググルマーとボクシング対決するブンバイオレット!

無理やりグローブをはめさせられてボクシング対決に挑むこととなったブンバイオレット!  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
すると青里ファミリーのボスの息子・ボンボンがビュンディーに食いつき、ボスはサキトに興味を抱きはじめた。

そこへ入ってきたのがデコトラーデ、イターシャ、ヤイヤイ・ヤルカーのサンシーターと、苦魔獣ゴンググルマーだ。

青里ファミリーは、かつてミラを追跡中、サンシーターが乗る車に追突された因縁がある。

しかし、そんなことなど覚えがないサンシーターたちはゴンググルマーをけしかけ、ゴンググルマーは自らゴングを鳴らして試合を開始、青里ファミリーたちをパンチで吹っ飛ばし、ボスたちがあげた悲鳴はギャーソリンとなってゴンググルマーに吸収されていったのだ。

ここは放ってはおけぬとサキトとビュンディーがゴンググルマーの前に進み出ると、サキトはブンバイオレットにビュンビュンチェンジした。

と同時にゴンググルマーがゴングを鳴らすと、ブンバイオレットの両手にボクシンググローブがはまってしまった。これでは武器も使用不可、ここはボクシングで決着をつけるしかない。

一方、イシロウは騒ぎに乗じて青里邸に潜入を果たしていた。イシロウはISAの常槍(トコヤリ)本部長から地球の安全保障に関わる「鍵」を入手せよとの依頼を受けていたのだが、青里邸にあったのは額の中に飾られたハシリヤンのイグニッションキーだったのである。

イグニッションキーを確保したイシロウは、ブンバイオレットとゴンググルマーが殴り合う場に遭遇し、イシロウはタイヤたちに事情を報告した。これを受けたタイヤたちは、ブンブンチェンジして青里邸へ向かったのだ。
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