しかし、カナタの疲弊やスフィアの侵食により、デッカーは力を発揮できない。デッカーはウルトラマンデッカー ダイナミックタイプに強化変身すると、アガムスを説得する。バズド星にスフィアを招くきっかけを作った地球人を恨んでいたアガムスだったが、その憎しみの対象は地球人を受け入れた自分自身でもあり、地球とともにアガムスは自分も滅びようとしていた。
しかし、亡くなったアガムスの妻・レリアは「いろいろな星の人と友達になりたい」と話していたことをカナタはアガムスに思い出させようとする。そして、デッカーはダイミュード光線を発射。テラフェイザーを撃退することに成功する。
デッカーはそのまま残ったスフィアオベリスクを破壊しようと近づくが、テラフェイザーが立ち上がりTRメガバスターを発射してきた。万事休すのデッカー。しかし、その攻撃はスフィアオベリスクに命中する。思い出の中でレリアと再会したアガムスは、地球への復讐を終わりにしようとしたのだ。
デッカーもテラフェイザーとともに必殺技を繰り出し、スフィアオベリスクを破壊。それにより、これまで地球を覆い、宇宙との行き来や通信を阻害していたスフィアのバリアは解除された。
しかし突如、上空から何かが飛来。それは、何者かの攻撃を受け落下してきたウルトラマントリガーだった。さらに、それを追って謎の光の球体が出現。それは怪獣・マザースフィアザウルスに姿を変えた。暴走するマザースフィアザウルスに応戦するデッカーとトリガー、そしてテラフェイザー。