あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月11日」(2017年)。
マガタノオロチを倒し、怪奇現象追跡サイト・SSPの仲間たちと別れたガイは、ある日ウルトラマンゼロから何者かによる次元を超えた陰謀が動いていることを知る。一方、SSPの夢野ナオミたちは、偶然エクスデバイザーを手にし、ウルトラマンエックスから「大空大地を探してほしい」という依頼を受ける。
ガイがSSPと再会
ゼロによると、謎の敵が、さまざまな次元で物体を宝石に変えており、調査に向かったウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーも音信不通らしい。ゼロはオーブに注意を促すと、他の次元の宇宙の調査に向かった。
一方ナオミたちSSPは、以前知り合った少女・ユウカから謎の端末を受け取る。その端末は、ウルトラマンエックスが宿ったエクスデバイザーだった。エックスはナオミたちに自己紹介すると、この星に危機が迫っていると言い、大空大地の捜索を依頼する。
街でビラを配り大地を探すナオミたち。すると、突如宇宙人の集団が現れ、彼女たちは襲われてしまう。そこに聞き覚えのある音楽が流れた。ハワイ帰りのガイが、オーブニカ……ではなくウクレレを弾きながら現れたのだ。ガイは宇宙人たちを蹴散らし、ナオミたちと再会を果たしたのだった。
エックスと大地は、何者かによって開かれたワームホールに吸い込まれた際に離れ離れになってしまったらしい。エックスは、一夜にして姿を現した謎の洋館に大地の気配を察知。ガイは単身、エクスデバイザーを持って洋館に向かった。