4月27日 ウルトラマンコスモス 資源化されるサイボーグ怪獣を救え!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月27日(2002年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月27日」(2002年)。
ネルドラント・メカレーターを救うため、その進撃を止めようとするウルトラマンコスモス ルナモード  ©円谷プロ PHOTO/講談社
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?
2001年7月7日より放送が開始された『ウルトラマンコスモス』。心優しき青年・春野ムサシは、怪獣をむやみに殺さず保護するという目標を掲げるチームEYES(アイズ)に入隊。ムサシは子どものころに出会ったウルトラマンコスモスと再会し、一心同体となって怪獣と人間の共存という理想のために戦う。

街に出現した怪獣は、何者かにサイボーグ手術を施されていた。しかし、無理な手術によって怪獣は絶命。ムサシは怪獣をサイボーグにしたノワール星人と接触する。

サイボーグ怪獣が出現

2002年4月27日は『ウルトラマンコスモス』第43話「操り怪獣」が放送された日です。街に以前も出現したテールダスの別個体が現れる。ただしそのテールダスはサイボーグ改造されており、テールダス・メカレーターとなって謎の電波により操られていた。現場の近くにいたムサシとフブキ隊員は麻酔弾で大人しくさせようとするが、テールダス・メカレーターは突然動きを止め、絶命してしまう。

調査の結果、テールダス・メカレーターの死因は、無理なサイボーグ手術による体の拒絶反応だったことが分かる。怪獣への酷い行いに怒りを隠せないムサシたち。その夜ムサシは夢の中で、ノワール星人と名乗る謎の人物から話がしたいと持ちかけられる。

そして、目を覚ましたムサシは仲間たちからムサシの部屋だけに脳波のような謎の電波が確認されたことを知る。ただの夢ではないと確信したムサシは、ノワール星人に指定された場所に向かった。

ムサシはそこで謎の人物と遭遇し、マントで体を覆われ気を失ってしまう。そして、目を覚ますとムサシは古い銭湯にいた。そこには夢で接触してきた黒ずくめの男がおり、宇宙人の姿に変貌。謎の男はノワール星人だった! そして、ムサシに「見てほしいものがある」と言い、自分たちが改造しているネルドラントの映像を見せる。
宇宙狩人 ノワール星人。以前から怪獣を送り込んで、地球人を調査していた  ©円谷プロ
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