4月26日 ウルトラマンレオが残忍な通り魔・ツルク星人に敗れる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月26日(1974年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月26日」(1974年)。
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ツルク星人と戦うウルトラマンレオ   ©円谷プロ PHOTO/講談社
1974年4月12日より放送が開始された『ウルトラマンレオ』。地球を防衛する宇宙パトロール隊MAC(マック)のおおとりゲン隊員が変身するウルトラマンレオは、L77星が故郷で宇宙拳法の達人! 得意の格闘技で宇宙の平和を守る。ウルトラセブン=モロボシ・ダンがMACの隊長を務めていたことや、シリーズ後半のハードなストーリー展開は現在でもファンの間で語り草になっている。

ゲンが勤務する城南スポーツクラブに通う梅田トオル、カオル兄妹は、目の前でツルク星人に父親を惨殺されてしまう。レオはツルク星人と戦うが、鋭利な両腕の刃に苦戦するのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

人間を襲うツルク星人

1974年4月26日は『ウルトラマンレオ』第3話「涙よさよなら…」が放送された日です。城南スポーツクラブに通う梅田トオルは、父親と妹が見守る中、うんていを渡りきる。父親は大喜びで、3人仲良くスポーツクラブから帰っていった。梅田家は母親を亡くしており、父親が男手ひとつで幼い子どもたちを育てているのだ。

しかし、帰り道、突如謎の影が家族を襲う。その影は、父親の体を真っ二つに切り裂くとすぐに姿を消した。無惨な父親の姿を見たトオルは、一度スポーツクラブに戻り助けを求めるが、ショックで言葉が出ない。ゲンに父親に何かあったのかと尋ねられたトオルは、ようやく事情を説明することができ、謎の影が落としていった水晶のような物体を悔しそうに踏みつける。それには、ウルトラマンレオの顔が彫られていた。

3日後の夜、MACの鈴木隊員が梅田兄妹を引き取ることになり、ふたりをつれて自宅に向かう。だが、その道中で再び謎の影が出現。鈴木隊員も体を真っ二つに切り裂かれ、殺されてしまう。現場に急行したMAC。ダンは、トオルが持っていたものと同じレオの顔が彫られた物体を見つける。それは、宇宙金属でできていた。敵は、レオの名を騙って地球を侵略しようとしているのだ。
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