あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月3日」(1968年)。
人類に好意を持ったウルトラセブンは、自らの命を捨てて仲間を救おうとした勇気ある青年・薩摩次郎の姿をかり、モロボシ・ダンと名乗って、ウルトラ警備隊に入隊。宇宙人の侵略から地球を防衛する。
アンヌ隊員の友人、ルリ子が何者かによって誘拐される。その後、ルリ子は発見されるが意識はなく、体表には奇妙な赤い胞子が。赤い胞子、それはブラコ星人の食料だった。
誘拐・動物盗難が多発! 足跡と円盤の謎
そして、屋外にいる飼い犬のジョンが急に吠えはじめたかと思うと、すぐに苦しむような鳴き声が聞こえた。心配して様子を見に行くアンヌとルリ子だったが、首輪が残されているだけで肝心のジョンの姿はない。そして、ジョンを探すルリ子はブラコ星人に誘拐されてしまった。
アンヌは人間のものとは違う怪しい足跡と、ルリ子が身につけていたアクセサリーを発見。照明弾を発射すると、謎の円盤が海の中に潜るところを目撃した。アンヌの連絡で現場に急行したウルトラ警備隊は、姿を消した円盤を探すため、水上走行が可能なウルトラ警備隊の専用車両ポインターで、海上を捜査。しかし、海中に隠れていた円盤を発見することはできなかった。
一方、ブラコ星人にさらわれたルリ子は、無表情で円盤内に捕らわれていた。