だが、1972年には動物園のバクが超獣になってしまう事件が発生。罪のない動物が超獣になってしまった時、ウルトラマンAの前にあのウルトラヒーローが登場する!
あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月3日」(1972年)。
ウルトラの父が初登場したのも本作だ。
おとなしいバクが超獣に!
謎の黒い彗星が観測された。その彗星は、3日目に突如姿を消し、解析が行われたが質量が観測できず、科学的には「その場に存在しない」状態らしい。その報告が行われているTACの指令室に、ミオという少女が侵入していた。少女は、星司に用があるといい、動物園に連れていく。
星司は、動物園でバクの話が分かる獏山という男と出会う。獏山によると、バクの「バクちゃん」が急に話をしたがらなくなったらしい。すると突如、バクちゃんが姿を消し、街にバクタリが出現した。
TACはバクタリに攻撃を開始。一方、動物園では星司や飼育員が突然消えたバクちゃんを探していた。獏山が、帰ってこいと声を出すと、街に出現していたバクタリは姿を消し、動物園にバクちゃんが戻ってくるのだった。
バクちゃんを救え!
星司はウルトラマンAに変身。バクタリに連続攻撃を行い、ドロップキックでひるませたところをメタリウム光線で撃破しようとする。その時、空から「バクタリを殺してはいけない」という声がした。ウルトラマンAがバクタリを宇宙に投げると、ウルトラセブンが登場。エメリウム還元光線でバクタリをバクに戻すのだった。
バク超獣バクタリ
【ウルトラ怪獣事典】
バク超獣バクタリ
身長/62メートル
体重/5万9000トン
黒い彗星の異次元エネルギーでバクが超獣化した。頭部の突起からガス状のバクタリ光線を発射。両腕から火炎放射を行うこともできる。ただし、バクタリには悪意はないようだ。
登場エピソード:『ウルトラマンA』第31話「セブンからエースの手に」(1972年11月3日放送)
脚本:山田正弘/監督:岡村 精/特殊技術:川北紘一
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11月3日は動物園のバクが超獣バクタリになってしまった日
謎の黒い彗星、異次元エネルギーおそるべし。こんな悪夢は、ぜひバクちゃんに食べてほしい。
テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga