「トランスフォーマー/ONE」のファンスクリーニングが開催! ネタバレなしレビュー

テレマガ編集部がファンスクリーニングに参加! 事前情報のおさらいとネタバレなしレビュー!

テレビマガジン編集部

TOHOシネマズ日比谷でファンスクリーニングが開催!

ファンスクリーニングで「トランスフォーマー/ONE」が一足早く公開!

2024年9月20日より、トランスフォーマー映画の最新作となるCGアニメ映画「トランスフォーマー/ONE」が公開されます。本作では、オプティマスプライムとメガトロンの過去が描かれ、トランスフォーマーがなぜオートボットとディセプティコンに分かれて対立するようになったのかが判明。「トランスフォーマーの世界観のオリジンが描かれる」といった映画となっています。

そんなトランスフォーマーの最新映画を日本最速上映するファンスクリーニングが2024年8月29日にTOHOシネマズ日比谷で開催。抽選に当選した筋金入りのTFファンたちが、一足先に映画を鑑賞することができました。

テレビマガジン編集部もご招待いただき、本イベントに参加。メディア向けとしては9月12日にレビューの掲載が解禁されたことから、作品の事前情報とネタバレなしレビューをお届けします!

会場だけのスペシャルメッセージも上映

当日は司会進行として、アメキャラ系ライターの杉山すぴ豊さんが登壇。映画の概要が解説されたほか、参加者が持ち寄った、「推しTFグッズ」を掲げての写真撮影なども行われました。また、今回のファンスクリーニングのために英語版の声優であるクリス・ヘムズワース(オプティマスプライム)、ブライアン・タイリー・ヘンリー(メガトロン)、キーガン=マイケル・キー(バンブルビー)の3名からのスペシャルメッセージが上映されました。

その後、これまでの実写映画の映像を使用したカウントダウン映像が流れ、ついに『トランスフォーマー/ONE』がスタートします。

エネルゴン採掘を行うオライオンパックスとD-16

劇場では、映画のヒットを祈願して神田明神で御祈禱していたオプティマスプライムとメガトロンも来場。特等席で映画を鑑賞していました
本作は、トランスフォーマーのエネルギー源である「エネルゴン」の採掘を行う労働者であるオライオンパックス(のちのオプティマスプライム)、友人のD-16(のちのメガトロン)、採掘チームのリーダーであるエリータ(のちのエリータ-1)、とある場所で出会うB-127(のちのバンブルビー)を中心に物語が進みます。

なぜか、エネルゴンが湧き出なくなってしまったサイバトロン星。地下都市・アイアコンで危険を伴うエネルゴン採掘をしているオライオンたちは、トランスフォーマーが変形に必要な「トランスフォームコグ」を生まれつき持たず、「コグなし」と呼ばれて、変形できるトランスフォーマーたちから見下されていました。

サイバトロン星は、クインテッサ星人という外敵をたったひとりで退けた、センチネルプライムという英雄が指揮しています。過酷な労働を強いられている労働者たちですが、センチネルの労いや、変形可能なトランスフォーマーたちが活躍するレースイベント「アイアコン5000」を楽しみに毎日を過ごしていたのでした。

そんな中、トランスフォームコグを持たないオライオンパックスはD-16とともにアイアコン5000に飛び入り参加。物語の前半は、前向きで明るいオライオンパックスと彼に振り回される真面目なD-16の日々が描かれます。

オライオンたちがアルファトライオンと出会う

映画を鑑賞していたオプティマス
そんな中、地底からはじめて地上に出たオライオンパックスたちは、伝説に語られる13人のプライムの1体であるアルファトライオンと出会い、トランスフォームコグを与えられると同時にこの世界の真実を知ります。

また、真実を知ったオライオンパックスたちはある勢力に追われる中で、アイアコンを追放された親衛隊と合流。サウンドウェーブ、ショックウェーブ、親衛隊のリーダーであるスタースクリームと合流します。

当初は真面目な性格のD-16でしたが、世界の真実を知り、信じていたものに裏切られたことで徐々に心の奥にに秘めた残虐性が発揮されていきます。そして、サイバトロン星を蝕む敵との戦いの中でオライオンパックスとD-16は敵対することになってしまうのでした。

はじめてでも面白いけど、元ネタを知っていればもっと楽しめる!

同じく来場していたメガトロン。彼らの様子は映画『トランスフォーマー』公式Xで見ることができます
「トランスフォーマー」はじまりの物語が描かれる本作はトランスフォーマー入門にピッタリですが、作中にちりばめられた小ネタも特徴です。

作中では、多数のトランスフォーマーが登場。ジャズやアイアンハイド、ホイルジャックといったお馴染みのキャラクターが大量に登場しており、無数のトランスフォーマーたちの中から既存キャラクターを探す楽しみもあります。

また、本作のオライオンパックス(オプティマスプライム)とD-16(メガトロン)は友人関係かつエネルゴンを採掘する労働者という設定。前者は『トランスフォーマープライム』などで見られた設定で、後者はIDW社のアメコミ『Megatron Origin』を連想させます。『Megatron Origin』といえば、映画のセンチネルプライムは戦闘時にヘルメットを被り武装を展開しており、『Megatron Origin』で使用したエイペックスアーマーを引用したのかな? と思いました。

そんなセンチネルプライムですが、『トランスフォーマーアニメイテッド』や『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』など登場するほぼ全ての作品で「頼れる仲間とは描かれない」のも特徴。

本作のセンチネルプライムがどういう立ち位置でどんな行動を起こすのかは、ぜひ劇場で確認してください(余談ですが、カラーリングといい、羽の形といい、本作のセンチネルは『トランスフォーマーV』のデスザラスを連想させるデザインだと思ったのは筆者だけでしょうか……?)。

『トランスフォーマー/ONE』は、9月20日(金)から公開!

トランスフォーマー映画最新作『トランスフォーマー/ONE』は、9月20日(金)から劇場公開。最新のCGによる美麗な映像とともに明かされる、トランスフォーマー始まりの物語をぜひチェックしてみてください!
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テレマガ刊行 トランスフォーマーの本

『トランスフォーマー アーカイブ超百科』アニメ第1作からトランスフォーマーを追い続けてきたテレビマガジンが贈る、トランスフォーマー40年を振り返る一冊が登場。歴代アニメシリーズや実写映画の総ざらい。ビーストウォーズシリーズを総力特集。CGシリーズはもちろん『セカンド』と『ネオ』も深掘り! その他この本でしか読めない企画が盛りだくさん!
『トランスフォーマーFANBOOK2024』変形・可動がかっこいいトランスフォーマー1体がふろくの『トランスフォーマーFANBOOK』の第5弾! 歴代の人気ホビーをつかったゲームやクイズ、映画「トランスフォーマー」シリーズのキャラクターも登場する迫力あるページが盛りだくさん! 付録はこの本でしか手に入らないクリアのバンブルビー(コンパクトカーに変形)のフィギュア。2023年版のオプティマスプライムと対になる大きいサイズでポージングもかっこよく決められるぞ!

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga