今一番旬なモデル・生見愛瑠「女優業もバラエティもやりたいことがたくさん! いつもどうしたら『楽しくなるか』が座右の銘」

Ane♡ひめ.net 生見愛瑠さんインタビュー Vol.2

ライター:小川 聖子

ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)
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モデルやバラエティで大活躍する一方、近年は女優としての才能も開花させている生見愛瑠さん。初出演の映画『モエカレはオレンジ色』(2022年公開)では第46回日本アカデミー賞『新人俳優賞』を受賞しています。

2023年10月22日より放映のドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)では、愛され女子でありながら生きづらさを抱える派遣OL・倉橋朱里役としてメインの役どころを演じられています。

生見さんへのインタビュー、後編では役者としてのお仕事のことから今後やってみたいこと、座右の銘までをお伺いしています。

やりたいことがいっぱい! 今はひとつに絞りたくない

──ファッションモデルとしてはもちろん、バラエティ番組でも活躍し、さらに近年は女優としての才能にも大きな期待が集まっています。演技のお仕事について、ご自身ではどんなふうに感じていますか。

生見さん:お芝居の仕事はすごく楽しいです。今のところ、いただく役は自分とは真逆……ということが多いので大変なところもありますが、逆にだからこそ楽しいところもあって。役づくりは、原作があるものはまず原作を読み込んで、それから監督と相談しながらつくっていきます。

撮影期間中はその役になりきるので、その間は気持ちの浮き沈みもありますが、それはそれで人間らしいのかなと思ったり。そんなことも含めて、今は毎回、毎回、楽しいなと思っています。

──清野菜名さん、岸井ゆきのさんと共演したドラマ『日曜の夜ぐらいは…』でも、田舎で祖母と暮らす孤独な若者、樋口若葉役を好演されていましたね。

生見さん:『日曜の夜ぐらいは…』は、おふたりをはじめ、現場でご一緒したキャストの方のほとんどが「初めまして」という状態だったので、まずはそのことが新鮮でした。

撮影期間中は、清野さん、岸井さんと女子3人っていうのがとても楽しい空間で。清野さんがハマっている観葉植物の話を聞いたり、それぞれが自分の好きなことをいっぱい話して、たくさんコミュニケーションをとって……。その後もご飯に行くくらい、すごく仲良くなれたんです。

──素敵な出会いだったんですね。今後について、ご自身ではどんなふうに考えているのでしょうか。

生見さん:自分の今後については、今はまだ「ひとつに絞りたくない」という思いが強いです。やりたいことをみんなやりたいというか……。

役者のお仕事はずっとやりたかったので、これからもどんどん挑戦したいですし、モデルの仕事は私の原点でもあるのでこれも続けたいですし、バラエティ番組も大好きだからやりたいし……!

プロデュース業にも興味があって、ゆくゆくはそういうこともやってみたくて……とにかくやりたいことがたくさんあるという感じです。

楽しめないことはしない! 工夫してもダメなら手放します

──テレビでも雑誌でもたくさんお見かけする生見さん。毎日お忙しいと思いますが、ご自身の時間管理やエネルギー配分はどうされているんですか。

生見さん:それは考えたこともなかったです(笑)。ただ、いつも何かしらやっていて、あんまり「ゴロゴロしてる……」みたいなことはないかも。時間がもったいないって思っちゃうんです。

美容にもこだわっているので、ケアにもめちゃくちゃ時間がかかるのですが、例えば髪の毛を乾かしながら台本を確認するとか、効率的な進め方を心掛けてしていますね。

無理をするとダメなタイプなので、睡眠はしっかりとっていますが、今はとにかくやりたいことだらけで、エネルギーは「みなぎってる」って感じです(笑)。

もちろん、作品が終わればホッとするし、「よかったー、お疲れ様!」とはなるのですが、バラエティ番組やモデルの仕事で「オフが必要~!」みたいになることはほとんどないです。何かしたらしていないとダメな性格みたいなんです。

──イライラしたり、落ち込んだりしたときはどうしていますか。

生見さん:作品に入っているときは気持ちの浮き沈みがあるのですが、もともとの自分はそこまで落ち込んだり、アガったり……ってことはない気がします。「ちょっとイヤだな」ということがあったら……それこそファッションやメイクで気分をアゲますね。

あと私はSNSが結構好きなので、写真を撮って投稿したりファンの人にリプを返したりして、モヤモヤした気持ちを忘れるようにしています。

──ご自身の状態を整えるのにもファッションやメイクの力を活用しているのですね。最後に、もし「座右の銘」があるならお伺いしたいのですが……。

生見さん:え~、なんだろう!? もうこれ、すごく簡単な言葉なんですけど、「楽しむ」ってことです。私は本当にこれを一番大切にしていて、仕事でもなんでも、「楽しめないならやらない」というのは、決めています。

どんなことでも、自分が楽しいと思っていなかったら、結局それはにじみ出てきて、見ている人にもいろいろ伝わってしまうと思うので……。

ただ、「楽しくなさそうだから、最初からやらない」ということはありません。悩むようなお仕事の場合は一回、「それをどう変えたら楽しくできるか」を考えます。マネージャーさんともよく話し合って、いろいろ工夫してみて、それでもどうしても難しそうだったら、それはやらない。無理はしないようにしています。

あとは「笑顔で挨拶」。これもものすごく基本的なことなんですけど……。どんな現場でも、自分が楽しむことが大切だと思っているので、そのためにも笑顔で挨拶することは忘れないようにしています。本当に些細なことでも伝わっていくと思うので……そんな小さなところから気をつけるようにしています。

めるるさんに質問❤コーナー

おしゃれなめるるさんに、子どもたちからの質問に答えてもらいました!
Q:やる気が出ないときはどうしていますか。

A:「これからやるぞ」というときは、好きなアーティストさんの音楽をかけてスイッチを入れたり、あとは一回やらないで、今やりたいことを気が済むまでやって、それから取り掛かることもあります。

追い込まれてからやるタイプなので、締め切りを逆算して、ギリギリのタイミングで始める……なんていう方法で、なんとかやっています(笑)。

Q:コンプレックスとの付き合い方は?

A:私は「コンプレックスがあるほうがかわいくなれる」と思っています。そこをカバーするメイクを研究したり、逆に活かす方法を工夫したりすることで、コンプレックスは武器にもなるなって。

もちろん自信を持てないこともありますが、例えばいい香りのアイテムを使ったりして、別方向の「かわいさ」を頑張ってみたり、あとはヘアケアや美容を頑張ると「私はちゃんとやってる!」ということ自体が自信に繫がります。

さらにそれを人に褒めてもらえたら、それも自信になるし……。そういう小さなことで、自分に自信をつけています(笑)!
生見愛瑠(ぬくみ・める)

2002年3月6日生まれ。愛知県出身。小学館『CanCam』の専属モデル。2022年7月には『モエカレはオレンジ色』にヒロインとして映画初出演を果たし、同作品にて第46回日本アカデミー賞『新人俳優賞』を受賞。近年の出演作にドラマ『日曜の夜ぐらいは…』樋口若葉役(朝日放送テレビ/テレビ朝日系)、ドラマ『風間公親-教場0-』第4話ゲスト出演(フジテレビ)他。2023年10月22日よりドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)に出演中。

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ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)
毎週日曜よる10:30放送
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