「ぺこぱ」小学生時代は「プロ転校生」と「陽キャの人気者」だった二人がコンビになるまで

小学生の一問一答にぺこぱが答えるスペシャルインタビュー「小学生の君に」

編集者・ライター:山口 真央

「誰も傷つけない漫才」で一躍有名になった、お笑い芸人「ぺこぱ」の松陰寺太勇さんとシュウペイさん。

情報番組のMCや、再現ドラマバラエティへの出演など、テレビ番組で活躍するほか、2023年3月には初のデジタルシングル『Earth』をリリースするなど、活動の幅を広げています。

そんなぺこぱに、小学生からの疑問にこたえてもらいました! 第1回目は、小学生の思い出と、夢の叶え方について。

子どものころは、お笑い芸人を目指していなかったおふたり。いまのキャラクターにつながるルーツと、お笑い芸人になった経緯を伺いました。

ぺこぱのシュウペイさん(左)と松陰寺太勇さん(右)が、小学生の質問・悩みにこたえる「小学生の君に」。第1回は、おふたりらしさが全開の思い出トークが炸裂します!

小学生時代は「プロ転校生」(松陰寺)と「陽キャの人気者」(シュウペイ)

──小学生のころの思い出を教えてください。

松陰寺:僕は小学3年生までに、3回転校しています。最初の小学校なんて、1年生の初めての学期末に、一度だけ給食を食べて引っ越し。逆に慣れちゃって、人見知りはしませんでしたね。

なんで転校の挨拶も「○○(地名)からきました、松井(松陰寺さんの本名)です」と言うところを、「○○からやってきました!」と言って、みんなの期待にこたえる感じにしていました(笑)。転校生を野次馬しにくる生徒にも、自分から手を振ってアピールしてましたね。

シュウペイ:ハート強いな! 僕が小学生のときは、いわゆるクラスの人気者。サッカーをやってて、足も速かったし、スポーツ万能な「陽キャ」でしたね。

初めて女の子に「好きかも」と思ったのも、小学校1年生。気持ちを伝えられず、ちょっかいを出しているうちに、その子が転校してしまった。人生で初めて、恋の切なさを知った瞬間でした。

子どものときから人気者だったシュウペイさん。撮影中も、小学生のモデルに気さくに話しかけてくれるなど、天性の優しさが垣間見えました。

嫌だったのは「先生に習字を直されること」(松陰寺)と「マラソン大会での過度な期待」(シュウペイ)

──おふたりとも、幸せな小学生時代を過ごされていたようですが、逆に嫌だった思い出はありますか。

シュウペイ:小学校3年生のときに1度だけ、仮病をつかってマラソン大会を休んだことがありました。1年生のときのマラソン大会では2位、2年生は1位をとっていたこともあって、3年生のときはすごい期待されていました。

だけど本当は、そんなに長距離が得意じゃなかったし、好きでもなかったんです。プレッシャーに耐えきれなくなって、仮病をつかうはめに。それからは無理しないように「マラソンは苦手」とみんなに言うようにしましたね。

松陰寺:僕は、習字の時間に苦い思い出がある。先生のところに、上手くかけた習字を持っていくと、朱色の墨汁で上から直されるじゃないですか。それが本当に嫌で「何で直すんだよ!?」って思ってた。

あるとき、もう耐えられないと思って、先生に「もう上から書き直さないでくれ」と頼みました。いろいろ反論されたけど、最終的に先生は僕の意見を通してくれましたね。

小学生のときから、芯のある意見を持っていた松陰寺太勇さん。インタビュー中も、自分の意見を迷わずズバリと答えてくれました。

「ギャル男だった僕を松陰寺さんがお笑いに誘ってくれました」(シュウペイ)

──お笑い芸人を目指した、きっかけを教えてください。

松陰寺:お笑い芸人を目指したのは、20歳を超えてから。子どものときは、今みたいな仕事をするとは夢にも思ってもいませんでした。

学生のころから、ミュージシャンになりたかった。上京して音楽の学校に行って、周りのミュージシャンに圧倒されて。音楽の道は挫折しちゃったけど、どうにかして有名になれないかなと思ってた。

それでふと「お笑い芸人なら簡単に有名になれそうだな」と思いついて。生半可な気持ちで挑んだので、結果、売れるまでにめちゃくちゃ時間がかかってしまいました(笑)。

転機となったのは、バイト先におもしろいギャル男が入ってきたこと。ピンで芸人として行き詰まっていたときに、シュウペイが相方になってくれたことは大きかったです。

シュウペイ:僕も、学生のときは芸人を目指していなくて。でも「めちゃ×2イケてるッ!」とか「とんねるずのみなさんのおかげでした」とか、芸人さんのバラエティ番組が大好きだった。ナインティナインの岡村さんがEXILEさんのライブで踊っていて「いいなあ」とワクワクしていました!

ずっとサッカー選手になるのが夢だったけど、僕も学生のときに挫折して。松陰寺さんから、お笑い芸人に誘われたとき「この夢なら、叶えることができるかもしれない」と思い、一緒に芸人を目指しました。

いまはジャニーズの方と共演したり、サッカー番組をやらせてもらったり。夢を叶えられたから、全然疲れません! これからも、僕の発信することで誰かを応援することができたら、めちゃくちゃうれしいですね。


「有名になりたい」という夢を叶えたぺこぱのおふたりは、キラキラした表情で、とっても素敵でした! また、小学生のころの思い出トークも、松陰寺さん、シュウペイさん「らしさ」が伝わるお話でしたね。2023年5月26日配信の第2回では、ぺこぱが小学生の悩みにこたえます! お楽しみに♪
@anehime_net

ぺこぱの2人に、小学生からの疑問に答えてもらいました! #aneひめ #ぺこぱ #松陰寺太勇 #シュウペイ #お笑い

♬ オリジナル楽曲 - Ane♡ひめ.net - Ane♡ひめ.net

ぺこぱ初のデジタルシングル「Earth」が配信中!

2023年3月6日より配信開始。発売元:ユニバーサル ミュージック

『ぺこぱ単独ライブ「E」~be with you~』のDVDが発売中!

2023年3月8日発売 収録時間:本編97分+特典映像27分 価格:4180円(税込み) 発売元:Contents League

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Ane♡ひめvol.14
発売日:2023/3/31
定価:1650円(税込み)

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写真/井上孝明
やまぐち まお

山口 真央

編集者・ライター

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「おともだち」「たのしい幼稚園」「テレビマガジン」の編集者兼ライター。2018年生まれの男子を育てる母。趣味はドラマとお笑いを観ること。

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「おともだち」「たのしい幼稚園」「テレビマガジン」の編集者兼ライター。2018年生まれの男子を育てる母。趣味はドラマとお笑いを観ること。