「ぺこぱ」小学生時代は「プロ転校生」と「陽キャの人気者」だった二人がコンビになるまで
小学生の一問一答にぺこぱが答えるスペシャルインタビュー「小学生の君に」
2023.05.19
編集者・ライター:山口 真央
情報番組のMCや、再現ドラマバラエティへの出演など、テレビ番組で活躍するほか、2023年3月には初のデジタルシングル『Earth』をリリースするなど、活動の幅を広げています。
そんなぺこぱに、小学生からの疑問にこたえてもらいました! 第1回目は、小学生の思い出と、夢の叶え方について。
子どものころは、お笑い芸人を目指していなかったおふたり。いまのキャラクターにつながるルーツと、お笑い芸人になった経緯を伺いました。
小学生時代は「プロ転校生」(松陰寺)と「陽キャの人気者」(シュウペイ)
松陰寺:僕は小学3年生までに、3回転校しています。最初の小学校なんて、1年生の初めての学期末に、一度だけ給食を食べて引っ越し。逆に慣れちゃって、人見知りはしませんでしたね。
なんで転校の挨拶も「○○(地名)からきました、松井(松陰寺さんの本名)です」と言うところを、「○○からやってきました!」と言って、みんなの期待にこたえる感じにしていました(笑)。転校生を野次馬しにくる生徒にも、自分から手を振ってアピールしてましたね。
シュウペイ:ハート強いな! 僕が小学生のときは、いわゆるクラスの人気者。サッカーをやってて、足も速かったし、スポーツ万能な「陽キャ」でしたね。
初めて女の子に「好きかも」と思ったのも、小学校1年生。気持ちを伝えられず、ちょっかいを出しているうちに、その子が転校してしまった。人生で初めて、恋の切なさを知った瞬間でした。
嫌だったのは「先生に習字を直されること」(松陰寺)と「マラソン大会での過度な期待」(シュウペイ)
シュウペイ:小学校3年生のときに1度だけ、仮病をつかってマラソン大会を休んだことがありました。1年生のときのマラソン大会では2位、2年生は1位をとっていたこともあって、3年生のときはすごい期待されていました。
だけど本当は、そんなに長距離が得意じゃなかったし、好きでもなかったんです。プレッシャーに耐えきれなくなって、仮病をつかうはめに。それからは無理しないように「マラソンは苦手」とみんなに言うようにしましたね。
松陰寺:僕は、習字の時間に苦い思い出がある。先生のところに、上手くかけた習字を持っていくと、朱色の墨汁で上から直されるじゃないですか。それが本当に嫌で「何で直すんだよ!?」って思ってた。
あるとき、もう耐えられないと思って、先生に「もう上から書き直さないでくれ」と頼みました。いろいろ反論されたけど、最終的に先生は僕の意見を通してくれましたね。
「ギャル男だった僕を松陰寺さんがお笑いに誘ってくれました」(シュウペイ)
松陰寺:お笑い芸人を目指したのは、20歳を超えてから。子どものときは、今みたいな仕事をするとは夢にも思ってもいませんでした。
学生のころから、ミュージシャンになりたかった。上京して音楽の学校に行って、周りのミュージシャンに圧倒されて。音楽の道は挫折しちゃったけど、どうにかして有名になれないかなと思ってた。
それでふと「お笑い芸人なら簡単に有名になれそうだな」と思いついて。生半可な気持ちで挑んだので、結果、売れるまでにめちゃくちゃ時間がかかってしまいました(笑)。
転機となったのは、バイト先におもしろいギャル男が入ってきたこと。ピンで芸人として行き詰まっていたときに、シュウペイが相方になってくれたことは大きかったです。
シュウペイ:僕も、学生のときは芸人を目指していなくて。でも「めちゃ×2イケてるッ!」とか「とんねるずのみなさんのおかげでした」とか、芸人さんのバラエティ番組が大好きだった。ナインティナインの岡村さんがEXILEさんのライブで踊っていて「いいなあ」とワクワクしていました!
ずっとサッカー選手になるのが夢だったけど、僕も学生のときに挫折して。松陰寺さんから、お笑い芸人に誘われたとき「この夢なら、叶えることができるかもしれない」と思い、一緒に芸人を目指しました。
いまはジャニーズの方と共演したり、サッカー番組をやらせてもらったり。夢を叶えられたから、全然疲れません! これからも、僕の発信することで誰かを応援することができたら、めちゃくちゃうれしいですね。
「有名になりたい」という夢を叶えたぺこぱのおふたりは、キラキラした表情で、とっても素敵でした! また、小学生のころの思い出トークも、松陰寺さん、シュウペイさん「らしさ」が伝わるお話でしたね。2023年5月26日配信の第2回では、ぺこぱが小学生の悩みにこたえます! お楽しみに♪
山口 真央
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「おともだち」「たのしい幼稚園」「テレビマガジン」の編集者兼ライター。2018年生まれの男子を育てる母。趣味はドラマとお笑いを観ること。
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「おともだち」「たのしい幼稚園」「テレビマガジン」の編集者兼ライター。2018年生まれの男子を育てる母。趣味はドラマとお笑いを観ること。