社会と精神のゆらぎから
著:野田 正彰
「若い世代に、先に逝った故人に、今、世界がどうなっているのか、伝えてみよう」。野田正彰が、精神科医の視点から振り返る戦後史。
発売日 | 2013/09/12 |
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価格 | 定価:本体1,300円(税別) |
ISBN-13 | 9784062184496 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 202ページ |
副作用の危険が隠された薬によって「うつ病」患者が作られている。安易に向精神薬を投与する医師たち。彼らを陰で操り、巨額の利益をあげる製薬会社。「戦後最大の薬害」は、今、まさに我々が暮らすこの場で進行中なのだ。精神科医でノンフィクション作家の著者が、精神医療の闇を解き明かし、苦しみ、悩み、不安とどう向き合うか、あるべき姿を訴える。
あなたのその症状は「うつ病」ではない。
不眠、食欲不振、憂うつ。これらの症状で病院へ行くとどうなるのか?
そこから泥沼が始まる。
だまされてはいけない、ほとんどのうつ病は自然治癒する。
副作用の危険が隠された薬によって「うつ病」患者が作られている。安易に向精神薬を投与する医師たち。彼らを陰で操り、巨額の利益をあげる製薬会社。「戦後最大の薬害」は、今、まさに我々が暮らすこの場で進行中なのだ。精神科医でノンフィクション作家の著者が、精神医療の闇を解き明かし、苦しみ、悩み、不安とどう向き合うか、あるべき姿を訴える。
◎うつ病患者は本当に増えているのか ◎病院へ行くとどうなるか ◎薬依存への道行き ◎増える精神科診療所、増える「患者」 ◎収容所医療はそのままに ◎自殺対策とともに自殺が増えた ◎「うつ病」とは何か ◎抑うつ反応とうつ病の違い ◎うつ病の症状と診断 ◎「うつ病」概念の拡大 ◎新型抗うつ剤の実像 ◎攻撃性や自殺衝動を高める ◎感情を鈍らせ、人格を変える薬理作用 ◎「頭の中で火花が飛び散る」抗うつ剤 ◎英米で顕在化した抗うつ剤の害 ◎新薬とうつ病急増の連動 ◎幼児にまで投薬 ◎「震災でうつが増える」のか ◎「自殺はうつ病」という誤解 ◎製薬会社が学会を作る ◎抗うつ剤ムラの精神科医たち ◎精神科医療を変えてゆくために ◎薬中毒をどう脱するか ◎不眠や落ち込みは環境の負荷に気づく契機 ◎患者と家族が作る医療機関 ほか
編:ディズニーファン編集部
編:テレビマガジン編集部
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