ぼくんちのかいだん
著:泉 啓子 絵:垂石 眞子
発売日 | 2018/07/11 |
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価格 | 定価:1,430円(本体1,300円) |
ISBN-13 | 9784062210539 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 234ページ |
主人公は中2の梨乃。シングルマザーのお母さんが、8歳年下のカレシ、ニッキと別れたと言う。ニッキのことを、すっかりお兄ちゃんみたいに感じていたのに、突然もう会えないなんて……。ママがニッキと出会うずっと前、わたしがお腹にできたことがそもそもいけなかったの? もやもやしたまま、一人で街に出た梨乃は、偶然同じ学校の男の子に出会う。なんだかにくめない彼に、少しずつ心がほぐれていき--。(「ストーリー」)
「ストーリー」「アジサイが咲いた」の2話構成です。
「ストーリー」
主人公は中2の梨乃。シングルマザーのお母さんが、8歳年下のカレシ、ニッキこと二木と別れたと言う。
ニッキのことを、すっかりお兄ちゃんみたいに感じていたのに、突然もう会えないなんて……。
でも、ママがニッキと出会うずっと前、わたしがお腹にできたことがそもそもいけなかったの?
もやもやしたまま、一人で街に出た梨乃は、偶然同じ学校の男の子に出会う。空気を読まないけど、なんだかにくめない彼の様子に、少しずつ心がほぐれていき--。
「アジサイが咲いた」
咲希は中2のとき、おねえちゃんの高校の都合で、引っ越しをすることになった。
新しい環境に不安を覚える咲希だが、新しい学校になんとかなじむことができた。でも、変化に適応できなかったのはお母さんのほうで、しだいにふさぎこむようになっていく。
そんなとき、アジサイの咲く路地で、偶然クラスメイトのナル君に出会う。花の話を通して距離を縮めたふたりは、秘密の路地でたびたび会うようになる。
でも、そのナル君には「年上の彼女」のウワサが--。