日本のパラリンピックを創った男 中村裕

著:鈴木 款  

発売日 2019/08/07
価格 定価:本体1,300円(税別)
ISBN-13 9784065167977
判型 四六
ページ数 224ページ

知ってほしい!
日本に、こんなスゴイ男がいたことを!

日本の「パラリンピックの父」中村裕博士の生涯と、その遺志を受け継ぎ、障がい者自立の道を歩み続ける「太陽の家」(大分県別府市)を、中高生に向けてわかりやすく描いた感動ノンフィクション。

日本にまだ「リハビリ」という言葉さえなかった昭和30年代。大分県に住む1人の医師が、障がい者の社会復帰と自立のために立ち上がった。彼は1964年に開催された「東京パラリンピック」を成功に導き、次いで日本初の障がい者施設「太陽の家」を設立する。井深大、立石一真、本田宗一郎といった日本を代表する企業人でさえ驚いた、その強固な信念とほとばしる情熱。人生を全速力で駆け抜けた “日本のパラリンピックの父”中村裕、感動の物語!

本書の主人公の中村裕博士は、「障がい者雇用」という概念がなかった日本に、「保護より機会を」という理念を掲げ、障がい者自立の企業体を生み出しました。それに先立ち、「パラリンピック」という単語を初めて使用した世界規模の「スポーツ大会」を日本で開催したのも中村博士の業績です。

はじめに  第1章 「日本のパラリンピックの父」 「ついに、日本で開かれた」 「医者になるより飛行機屋になりたい」 「整形外科は機械をいちばん使う」 「リハビリテーションを知っているか」 「とにかくスピード感のある人でしたね」 「君は日本人か。誰も言葉を守っていない」 「手術よりスポーツ」 第2章 「1964東京パラリンピック」 「あなたはどなたですか」 「それは無理ですよ」 「君は実行力のある日本人だ」 「すべての身障者が参加できる大会を」 「こんなことで本当に開催できるのか」 「一生懸命やれば連れていくぞ」 「速いか遅いか試してみろ」 「外国に負けてはいられない」 第3章 「障がい者に雇用を」 「私にできることは全面的に」 「太陽の家にしましょう」 「踏まれても伸び続ける麦」 「ノー・チャリティ、バット・ア・チャンス」 「絶対安静です」 「いまからどんな仕事をしますか」 「黙って俺についてこい」 「吉四六さん大歓迎だ」 「中村旅館と呼ばれていました」 第4章 「世界一の障がい者施設へ」 「常識を破らなければ前進しない」 「特別扱いの必要はありません」 「ロボットを入れればいい工場が出来る」 「ずいぶん厚かましい人もあったものだ」 「最近うちのビデオがおかしい」 「涙がとまらない。やらなきゃだめなんだ」 「目が見えない人が使える旋盤を作れ」 「一家に一台コンピュータの時代が来る」 第5章 「引き継がれる中村イズム」 「お前、選挙に出ろ」 「社会に恩返しをさせてください」 「アジアの障がい者にもスポーツを」 「スポーツは大事だ。だが仕事はもっと大事だ」 「俺が行ったところだ」 「どこにいるかわからない人でしたから」 終章 「パラリンピックの先に」 「別大マラソンで車いすを走らせよう」 「パラリンピックの先に」 「レガシーを受け継ぐ」 巻末インタビュー パラリンピアン谷真海さん おわりに

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角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
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