
動物園がもっとおもしろくなる絵本3選! 好奇心を刺激しプレゼントにもぴったり![絵本の専門家が選出]
子どもの本のプロが選ぶギフト絵本 #18~動物園が楽しくなる絵本~ (2/4) 1ページ目に戻る
2026.05.20
子ぐまが木と間違えた動物を当ててみよう
子どもの絵本には、いろいろな動物が出てきますね。動物は洋服やお菓子のパッケージなど、身近なもののデザインによく使われるため、幼いうちから「動物が好き!」というお子さんも多いようです。
では、本物の動物に出会える場所といえば? そう、動物園ですね。動物園は楽しいだけじゃなく、動物の大きさ、におい、鳴き声、息づかいを間近に体感することで、命の尊さや多様性を学ぶきっかけにもなります。
今回ご紹介する3冊の絵本をおでかけ前・おでかけ後に読めば、観察のポイントをおさえられて、動物園をより楽しめると思いますよ。
最初にご紹介するのは、小さいお子さんへのプレゼントにぴったりな『きのぼりくまくん』(講談社)。作者は、ユニークな仕掛け絵本で人気の絵本作家・よねづゆうすけさん。2005年、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に入選し、以降、世界中の子どもたちに愛される絵本を多数生み出しています。
木登りが大好きなくまくんは、木を見つけるとすぐに登ってしまいます。ある日、くまくんはピンク色のめずらしい木を見つけました。
「なんだろう? のぼってみよう!」
さっそく登ってみると……木だと思っていたのは、なんとある動物の脚!
「わあ、ごめんなさい!」
……といった具合に、くまくんが、何ともかわいらしい勘違いを繰り返すお話です。
好奇心旺盛なくまくんは「これは なんだろう?」と、いろいろな木を見つけては登ります。お子さんが絵を見れば、きっとその正体にピンとくるはず。
「違うよ~」「○○だよ~」と、くまくんに教えてあげたくなるかもしれませんね。お子さんにとって、何の動物か“自分の力で推理できたこと”は大きな喜びにつながります。
くまくんは途中で危ない目にも遭いますが、最後は、大きな安心感に包まれますよ。
この絵本のよいところは、くまくんの行動が本物のくまの生態をなぞっているところ。くまは木に登る動物です。そして、子ぐまにとってお母さんのおなかや背中の上は、寒さや敵から身を守るもっとも安全であたたかい場所なのです。
ほかにも、動物園でよく目にする動物たちがたくさん出てきます。ここに登場する動物を一つひとつ探しながら、園内を歩いてみてもおもしろいのではないでしょうか。
*読み聞かせ 0さいくらいから
*ひとり読み 3・4さいくらいから



































