出会いからの距離の詰め方が尊い!
「由木さんはわたしの心の奥に隠してある扉を易々と開いて、気がつけばすごく近くに感じる。」(『放課後死体クラブ(仮題)』より引用)
主人公であるひよりが、由木と初めて「ホラー映画」で盛り上がったときの一節です。
実はこれ、二人が初めてちゃんと話したときのことなんです。
「ホラー映画」という共通言語でつながった二人はものすごいスピード感で距離を縮めていきます。
秘密の共有…!?
「由木さんと秘密を共有する。それだけで、世界がいつもより少しだけ色づいて見えた。」(『放課後死体クラブ(仮題)』より引用)
ひよりと由木がこれから「死体クラブ」を結成して活動していくと決めた場面からの一節です。
先ほどの場面から実は1週間しか経っていないにもかかわらず、ひよりから由木への感情は膨らんでいくスピードがあまりにも速いです。
筆者、百合を感じずにはいられません。
そして、唯一無二の存在に
しかし、二人の関係は順調にはいきません。
ひよりが普段属しているグループは、由木とは相容れないのです。
ひよりはそのギャップに苦しみながらも、唯一本音を話すことができるのは由木だけでした。
「こうして手をつないでいると、二人の体温で少しずつ温かく、寂しさも溶けていく気がする。
──これからも、こんなふうに温め合っていきたい。
指先でそっと願った。」
(『放課後死体クラブ(仮題)』より引用)
二人で、「作戦」を決行した後の場面です。
これを百合と読まずしてどう読むのか……!
ひよりから由木へ向ける感情が「特別」すぎて尊い……!
これらの他にも、紹介しきれないほどの「尊い」場面が盛りだくさんです。
友情百合が好きな方もそうでない方も萌えること間違いなし!
ぜひ一度お手に取ってみてください!
『放課後死体クラブ(仮題)』
第66回(2025年度)講談社児童文学新人賞を受賞した、中学校を舞台に、それぞれが抱えた傷と向き合いながら、唯一無二の友情を築いていく物語『放課後死体クラブ(仮題)』は、全国の書店やネット書店にて発売中です。
自分の本音を押し込めて過ごすひよりと、周りを気にせず堂々と振る舞う由木は、「ホラー映画」という共通の趣味から、意気投合。そして「放課後死体クラブ」というホラー映画の死体役を目指すクラブを結成します。それまで関わりのなかった二人がクラブ活動を通じて、互いにかけがえのない友情を築いていきます。正反対だった二人が向かうその先にあるものは──。


































児童図書編集チーム
講談社 児童図書編集チームです。 子ども向けの絵本、童話から書籍まで、幅広い年齢層、多岐にわたる内容で、「おもしろくてタメになる」書籍を刊行中! Twitter :@Kodansha_jidou YA! EntertainmentのTwitter :@KODANSHA_YA_PR
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