しめきりは４月３０日！　アストラ国際絵本原作コンテスト

アストラ国際絵本原作コンテストは、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの出版社が主催者となり、優れた絵本の原作者を発掘。絵本として世界中に発信するものです。

違う言語、違う文化を持ったクリエイターと編集者が出会う場を作ること。

参加出版社どうしの連携によって、新しい時代に必要な多様性に富んだ、質の高い絵本を世界中の子どもたちに届けることを目的としています。

この趣旨に賛同して講談社は、第２回よりこのコンテスト主催者に加わりました。

これにより英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語に加えて、日本語での応募もできるようになりました。

また新たに、講談社が単独で全言語の応募作から選ぶ講談社賞を新設します。

このコンテストは、出版経験の有無にかかわらず世界中のクリエイターが応募できます。

子どもの絵本に適した作品であれば、フィクション、ノンフィクション、詩……とジャンルも問いません。

日本の絵本作りに興味のあるクリエイターのみなさんにとっても、世界へ作品を届ける、これまでにないチャンスです。ぜひ、ふるってご応募ください！

金賞（２名　賞金：各5000米ドル）

講談社賞（１名　賞金：3000米ドル）

名誉賞（８名　賞金：各1000米ドル）

すべての受賞作品は主催者の出版社によって世界中で多言語出版するチャンスが提供されます。

講談社賞の受賞作品は、講談社のハンドリングにより世界中で多言語出版するチャンスが提供されます。

荒井良二（日本）、アージャ（中国）、ジル・デイビス（米国）、サビーネ・フックス（オーストリア）、ソフィー・ヴァン・デル・リンデン（フランス）、ドロレス・プラデス（ブラジル）の６名によって構成されます。

１）応募期間

2022年11月８日 14:00 ～ 2023年４月30日 23:59　(日本時間）

※アストラ絵本原作コンテストの公式サイトの表示時間が基準となります。

２）応募資格

・応募時に21歳以上であること。

３）募集作品

・３歳から８歳までの子どものための絵本原作を募集します。

・応募作品は、英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、日本語、中国語で応募することができます。

・応募作品の長さは、日本語で応募の場合は、2500字以内。
　英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語は、1000単語以内。中国語は、1000字以内。

・応募者１名につき１作品のみ提出可能です。

・応募作品は応募者のオリジナルであること。

・応募作品は世界中で出版されたことがなく、また世界中のどのエリアでも、どんな言語でも出版契約を結んだことがないこと。

・応募作品は応募時点で他のコンテストおよび他の出版社に提出したことがないこと。

※応募作は、本コンテストの結果が発表されるまで他のコンテストおよび他の出版社に提出できません。

※絵本原作のコンテストですので、イラストは必要ありません。またイラストを提出することはできませんのでご注意ください。

さらなる詳細については、応募規約をお読みください。

応募される前には、必ず応募規約をご確認くださいますようお願いいたします。

（応募規約はこちらから）
https://www.readinglife.com/writingcontest?language=jp&year=2022&type=rules

応募する方は、パソコンを使用して、アストラ絵本原作コンテストの公式ウェブサイトの応募フォームから登録してください。

（応募フォームはこちらから）　
https://www.readinglife.com/writingcontest?language=jp&year=2022&type=apply

※登録の際には、必ず原稿（応募作品）も同時に登録してください。ばらばらに登録することはできません。

※前回のコンテストでは、個人情報のみを提出し原稿を提出しないケースが多く見られました。

※応募は、アストラ絵本原作コンテストの公式ウェブサイトの応募フォームで登録したもののみが有効です。

※組織委員会に電子メールで送られた作品は無効となります。

2020-2021年に開催された第１回のアストラ絵本原作コンテストには、68ヵ国から1688作品の応募がありました。

金賞を受賞したのは、中国の作家Dai Yun氏の作品『Sherjahaan』。

これはインドのトラの生息地の変化に関する実際の出来事をもとに、人間と自然の深いつながりを反映したもので、異なる言語と文化の審査員から高い評価を受けました。

本作は、国際アンデルセン賞受賞者のロジャー・メロ氏がイラストを担当し、中国語、英語、ドイツ語での出版が決定しています。

このほかにも、中国、アメリカ、フランスの編集者によっていくつかの入賞作品が選ばれ、制作が進められています。

第２回アストラ絵本原作コンテストの結果が発表される際には、これら第１回入賞作品の絵本が公開される予定です。