

「うちの子、漫画は読むけど小説は読まない」というお悩みをよく耳にします。そんなときにおすすめなのが、漫画を小説化した「漫画ノベライズ」。おすすめする3つの理由を、小説家のもえぎ桃さんのインタビューとともに解説します。
もえぎさんは、青い鳥文庫で漫画が原作の「小説 ブルーロック 戦いの前、僕らは。」シリーズや『小説 星降る王国のニナ』、またオリジナル作品「トモダチデスゲーム」シリーズなどを手がけています。
精力的に執筆活動をしているもえぎさんに、『小説 星降る王国のニナ』を題材に、原作があるからこその書き方やこだわり、そして漫画ノベライズならではの楽しみ方を教えてもらいました。

星の神のごとき深き青――瑠璃色の瞳を持つ少女ニナは、その美しき瞳ゆえに、フォルトナ国第二王子、アズール・セス・フォルトナに見出される。三カ月後に、大国ガルガダの王位継承権を持つ第一王子のもとに嫁ぐはずだった姫巫女アリシャの身代わりとして。姫として作法を学び、美しく着飾り、大国を欺くことを求められたニナは、運命に翻弄されながら、一生に一度の恋に出会う。王宮恋愛ファンタジーの幕開け! 原作漫画1〜2巻の内容をノベルライズ。