【子育てとAI】Googleに直接取材!Geminiで「今すぐ使える」スゴ技を現役ママ社員が伝授

生成AIを育児に活用する方法 前編 (2/3) 1ページ目に戻る

ライター:山口 真央

【スゴ技1】子どもとの「ごっこ遊び」をAIに相談!

▲Geminiアプリのシニアマーケティングマネージャーで、4歳の女の子のママでもある汪斯匯(ワン スーウェイ)さん
▲Geminiアプリのシニアマーケティングマネージャーで、4歳の女の子のママでもある汪斯匯(ワン スーウェイ)さん
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山口:正直なところ、生成AIツールを育児に活用するのは難しそう、どう質問するのが「正解」なのかもわからなくて……。

汪:そういった親御さんは多いと思いますが、じつは「正しい」質問文をつくる必要はありません。生成AIは日々進歩しているので、私たちの子どもに話しかけるような、気軽な質問文で大丈夫なんです。

山口:なるほど。少しだけ気持ちのハードルが下がりました。汪さんは具体的に、子育てのどんなシーンでAIを活用していますか。

汪:私は「ごっこ遊び」の内容を、Geminiに相談しています。たとえば、「娘はおままごと遊びが大好きだが、お店ごっこやお医者さんごっこは遊び尽くしてネタがつきた。新しいおままごとのアイデアを考えて」とか。

▲おままごとのアイデアをGeminiに相談した例

山口:ええっ、そんなことも相談できるのですか。

汪:娘がごっこ遊びにハマっているのですが、同じ遊びばかりで飽きてしまったときに相談しました。ぬいぐるみをつかった動物病院ごっこ、くしをつかった美容院ごっこなどを提案してくれています。

山口:こうやってアイデア出ししてくれるだけで、「味方ができた!」と心が軽くなりますね。しかもとてもラフな質問文で聞いていることにも驚きました。

汪:「~します」「~してください」などと丁寧な言葉で質問する必要はありません。状況や質問だけをシンプルに伝えるだけでOKです。最近は、音声入力もできるので、お子さんが直接Geminiに質問したり、音声で対話しながらブレインストーミングもできるんですよ。

山口:Geminiの返事を、子どものために読み上げなくていいのはありがたいですね。子どもとアイデアを共有して、一緒に何をして遊ぶのか考えるのも楽しそうです。他にはどんな質問をしていますか。

汪:娘が3歳のとき、数字に興味を持ちはじめたんです。そこで、Geminiに「数字を使った遊び」を相談してみました。

▲Geminiが数字をつかった子どもとの遊びや、声掛けのアイデアを提案してくれた回答の一部。

山口:日常でつかえる数の声掛けアイデアがたくさん出てきましたね。階段やジャンプの回数とか。たしかにうちの子も数字を覚えたてのころは、階段の数を数えるのを楽しんでいた記憶があります。Geminiは、ちゃんと育児のこと、わかっていますね。

汪:そうなんです。もちろん検索エンジンをつかって疑問を解決することもできますが、忙しいときに気軽にGeminiのアプリをひらいて聞けると楽なんですよ。スキマ時間にパッとつかえるので、私も助かっています。

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