「子どもが友達に暴力を振るってしまった」“キレる子ども”の暴力をやめさせる3つの方法[専門医が解説]

#2児童精神科医が説く“キレる”子どもの受け止め方~子どもの暴力・暴言~

児童精神科医:原田 謙

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子どもの暴力行為はここ20年で3倍にもなっています(文部科学省調査)。

注目されるのは、暴力の低年齢化。特に小学生の暴力が増加の傾向です。「子どもがすぐに“キレる”。やめさせたいけど、どうすればいいかわからない」の声も多く聞きます。

児童精神科医の原田謙先生が25年以上の臨床でつちかってきた、対応・支援法をまとめた書籍『キレる子どもの気持ちと接し方がわかる本』(著:原田謙/講談社)から、今回は「学校でキレて暴力を振るってしまう子」を例に、子どもの暴力・暴言に向き合う方法を一部抜粋してご紹介します。

きょうだい・友達・教師・親へと暴力は拡大する

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