折り紙で「お手紙サンタさん」を作ろう メッセージも書き込めるよ
『東京おもちゃ美術館』に教えてもらうおもちゃ作り 第7回 クリスマスシーズンに飾りたいおもちゃ
2021.12.18
おもちゃコンサルタント:貝原 亜理沙
クラフトテープで作る沖縄竹富島の郷土玩具「星ころ」
【用意するもの】
・クラフトテープ(3色を13cmにカット) 合計9本
・ホチキス
・毛糸(30cm) 1本(※家にあるリボンなどでもOK)
【作り方】
①クラフトテープを輪にして、ホチキスで止める。
【ポイント】
ホチキス止めをするときは少し固いので、両手でホチキスを持って力を入れると、止まりやすくなります。
②輪っかにした2本のクラフトテープを十字に組む。
③十字の横位置のクラフトテープの輪っかに、色の違うクラフトテープを通して、ホチキスで止める。
【ポイント】
最初の3つを組む順番を間違えると、形ができなくなってしまうので、最初だけ注意して組んでください。
④残りのクラフトテープをすべてホチキス止めしたら、両側をつぶして角を出し、船のような形にする。
【ポイント】
組んだときに、星の形に見えるように、角をしっかりと出してください。
⑤角を出して、閉じているところを上にして、輪にしたクラフトテープを差し込んでいく。
⑥クラフトテープの輪っかに、毛糸(もしくはリボン)を通す。
【完成!】
本来は、民芸品などに使う「アダン」という葉っぱで作りますが、今回はクラフトテープを使ってカラフルにアレンジしました。
また、親指と人差し指で角を持ち、息を吹きかけて、くるくる回したりなど、いろいろな遊び方ができますよ。
自分で作ったおもちゃをクリスマスツリーに飾れば、いつもとはまた違うワクワクするクリスマスになりますよ。簡単にできるので、たくさん作って飾ってみてください。
次回(#82021年12月21日公開)は、「紙コップ」と「トイレットペーパーの芯」を使って、あっという間にできる、クリスマスに遊べる手作りおもちゃをご紹介します。
取材・文/石本真樹
東京おもちゃ美術館
https://art-play.or.jp/ttm/
赤ちゃんからお年寄りまでの多世代がおもちゃを通じて豊かな出会いと楽しみを体験できる美術館。
『おもちゃこうぼう』では、おうちにある材料と道具だけでもできる、手作りおもちゃのワークショップなどを開催中。
貝原 亜理沙
美術館での調査研究の仕事、絵画造形教室の講師などを経て、2017年から『東京おもちゃ美術館』に勤務。身近な材料でできる手づくりおもちゃのワークショップを行う”おもちゃこうぼう”と、美術館に収蔵されている、100カ国・10万点にもおよぶ収蔵品の管理を担当している。
美術館での調査研究の仕事、絵画造形教室の講師などを経て、2017年から『東京おもちゃ美術館』に勤務。身近な材料でできる手づくりおもちゃのワークショップを行う”おもちゃこうぼう”と、美術館に収蔵されている、100カ国・10万点にもおよぶ収蔵品の管理を担当している。