DAIGO「親になって気づいた。“ごはんを作る”って当たり前じゃなかった」

劇中、サンタさんの顔は見えないので、演じる際にはいただいた資料を参考にしました。アフレコで印象に残っているのは、サンタクロースの代表的なセリフ「ホッホッホー！」です。思いきり言う「ホッホッホー！」、ちょっと軽めの「ホホホ」など、いろいろなバージョンで演じています。

ただ「ホッホッホー！」という言葉は、振り返るとこれまでの僕の人生の中で、たぶん言ったことがない（笑）。人生で初めて発した言葉だったので、言い方などを摑むまでには少し時間がかかりましたが、アフレコが終わるころにはクセになってしまい、帰りの車ではずっと「ホッホッホー」と口ずさんでいました。

また、下の子が作品を観終わった後、「ホッホッホー」とマネしていたんです！　「パパの声だ」と認識しているのかは確認できませんが、小さな子どもの耳に残っているというのはすごいなと驚きましたし、大事なことは何度も言う、言い続けることが大事だなと思いました（笑）。

僕の子どものころのクリスマスの思い出というと、我が家はサンタさんに手紙を書くというようなことはありませんでしたが、25日の朝に、自分の部屋にプレゼントが置いてあるのはクリスマスならではの楽しみで、とてもワクワクしたのを覚えています。大好きだった『ゾイド』をもらっていました。

プレゼントがキレイにラッピングされているというのも、嬉しくて。たった１枚の紙ですが、中に何が入っているか分からないという期待感、ラッピングを手で開けるときの高揚感というのも、特別な日のステキな演出だなと思います。

サンタさんの存在を信じているか？　サンタクロース役を演じましたし、47歳の今も信じていますよ！　「どこかにいるんじゃないか」という考えは、夢があっていいなと思うので！　WISH!!

『映画 きかんしゃトーマス サンタをさがせ！パーシーのクリスマス急行』

きかんしゃトーマスとなかまたちは、イギリスで最初の絵本が出版されてから2025年で80周年。これまでに映像化されたエピソードは500話以上にのぼります。初めてのクリスマス映画となる今作は、｢子どもたちの願いを叶えたい｣とチームワークで頑張るトーマスたちに、クリスマスの魔法がキラキラと降り注ぐハートフルな物語。お互いを思いやるトーマスたちの姿にほっこり。また、映画オリジナルのクリスマスソングもハッピーな気分を盛り上げます。DAIGOさん、そして人気子役の倉田瑛茉さんがゲスト声優として出演。クリスマスシーズンにピッタリの、親子で楽しめる映画です。12月12日（金）より、全国ロードショー。

写真／市谷明美　取材・文／木下千寿

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2025年12月12日（金）全国ロードショー！

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