DAIGO「親になって気づいた。“ごはんを作る”って当たり前じゃなかった」

【大人気連載復活】わたしが子どもだったころSeason2:Vol2.DAIGOさん (2/3) 1ページ目に戻る

ライター:木下 千寿

いまの家族時間は“子どもたちが遊んでくれている時間”

子どもたちの成長はとても早く、ついこの間生まれたと思っていた下の子も、抱っこするとちょっとした岩のような重みを感じるほどになりました。おしゃべりするようにもなってきて、昨日帰ったら、娘と息子が「DAIGOお帰り!」「DAIGO!」と駆け寄ってきました(笑)。

今は家族で出かけたり、一緒に遊んだりしているけれど、10年後はもしかしたら、誘っても「(家族とは)出かけない」「友達と遊ぶ」という返事が返ってくるかもしれません。今は“僕らが子どもたちを遊びに連れていってあげている”感覚でいるけれど、実は“子どもたちが僕らと遊んでくれている”期間なのではないかと。

この時間は意外と短い可能性もあると思うので、一緒に過ごせる今という瞬間、時間を大事にしていきたいなと思っています。子どもたちの様子をスマホの写真やムービーで撮りまくり、記録としてたくさん残していきたいです。

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子どもは上の子が5歳、下の子がもうすぐ2歳になります。とくに下の子は『きかんしゃトーマス』が大好きで、キャラクターの名前もけっこう言えるんですよ! 今回、僕がサンタクロース役の声優として出演した『映画 きかんしゃトーマス サンタを探せ! パーシーのクリスマス急行』 (12月12日全国ロードショー)もひと足先に見せたのですが、バズっていましたね! 劇中歌があり、キャラクターもそれぞれ個性があってかわいいので、2人とも集中してとても楽しんでいました。

9年ぶりの出演──優しく元気な“新しいサンタクロース像”

『きかんしゃトーマス』への出演は9年ぶりです。前回出演した『きかんしゃトーマス 探せ!! 謎の海賊船と失われた宝物』はCGアニメでしたが、今回は2Dアニメでキャラクターがよりかわいらしくなったなというのが第一印象。子どもたちにとっても見やすいのではないかと思います。

サンタクロース役を声で演じるにあたり、僕ははじめ「おじいちゃん感を出そうかな」と考えていました。長年生きてきたという重みを声からも感じられる、そんなおじいちゃんをイメージしていたんです。でも監督が「おじいちゃん感はそんなに意識しなくて大丈夫です。優しく元気な感じで」と言ってくださり、実際にやってみたらその演じ方がしっくりとなじみました。

サンタクロースは人々に夢を与える存在であり、人のことを想ってプレゼントを配ってくれるので、希望溢れる、元気いっぱいのサンタクロース像でよかったなと思っています。

人生初の「ホッホッホー!」に四苦八苦
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