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【2025年版】失敗しない「通信制高校」の選び方 専門家がおすすめする「狭域通信制高校」5校
~通信制高校はどんなところ?~ 注目の「狭域通信制高校」(#4)
2025.02.07
認定NPO法人カタリバ代表理事:今村 久美
その他おすすめ狭域通信制3校
横浜修悠館高等学校(神奈川県・公立)
住所:神奈川県横浜市泉区和泉町2563
学習スタイル:【平日講座】月~木まで指導を受けながら学習。【日曜講座】月4回の日曜日に登校し、自宅学習も平日講座以上に行う(※卒業には74単位が必要)。
入学可能エリア:神奈川県在住 または勤務地が神奈川県内にあること
入学時期:4月(10月転編入 ※編入学募集及び検査8月)
年間の学費:平日:単位数×700円、日曜:単位数×350円 ※諸会費:年間6,000円
制服:なし
部活動:あり
https://www.pen-kanagawa.ed.jp/y-shuyukan-h/
「横浜修悠館はスクーリングが公立の通信制の中では一番多いのが特徴です。【平日講座】と【日曜講座】の2つの学習形態があり、生徒は科目ごとに選ぶことができます。
【平日講座】は各自選択した科目で時間割りを作り、【日曜講座】は決められた時間割のなかから各自が選択した科目に出席していきます。
令和7年度から紙レポートは廃止され、レポートの解答作成は端末を使って行い、提出はオンラインで行います。
放課後は、レポート完成講座やトライ教室などの個別の支援制度があり、生徒は日常的に先生と話すことができます。
受験料や入学金はなく、公立の通信制のため、サポート校のように追加のお金がかからないのも特徴ですね」(今村さん)
厚木清南高等学校(神奈川県・公立)
住所:神奈川県厚木市岡田1‐12‐1
学習スタイル:基本は自宅学習。年間50回のスクーリングあり。主に日曜日と火曜日に実施
入学可能エリア:神奈川県在住、または在勤の方
入学時期:4月
年間の学費:合計約45,000円(内訳 受講料:10,000円、諸経費:4,500円、教科書・学習書代:約25,000円、体育着・体育館シューズ代:約5,000円)
制服:なし。「標準服」という制服に代わるものがあり、私服含め自由な服装で登校可能
部活動:あり
https://www.pen-kanagawa.ed.jp/atsugiseinan-h/
厚木清南高校の通信制課程は、レポート、スクーリング、テストの「三本柱」で学習を進め、日曜・夜間など柔軟な学習スタイルに対応しています。
また、有職者向けの教科書代金還付制度や託児サービスなどのサポートも充実し、半期ごとの単位認定制度を採用しています。本校の全日制・定時制の授業や提携専門学校の講座も受講できます。
広島みらい創生高等学校(広島県・公立)
住所:広島県広島市中区大手町4‐4‐4
学習スタイル:レポートを中心に自宅学習で学ぶスタイル。2週間に1回のペースでスクーリングに参加。日曜日・月曜日・火曜日・木曜日夜間の中から登校する曜日を自由に選択。
入学可能エリア:広島県内在住の方
入学時期:4月と10月
受講料総額:24,420円(PTA会費及び生徒会費等の諸費や教科書・教材費等は別途必要)
制服:なし ※体操服と体育館シューズは指定あり
部活動:あり
http://www.miraisousei-h.edu.city.hiroshima.jp/
広島みらい創生高等学校は、平成30年に6校を統合して開校した新しいタイプの高校であり、定時制(平日登校コース)と通信制(通信教育コース)の2つの課程があります。
一定の条件のもと、両課程間での科目履修(定通併修)や、定員に空きがある場合、転籍試験による課程変更も可能です。また、2学期制を採用し、9月卒業もできます。
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今回ご紹介した狭域通信制高校は、あくまでも一例ですが、各校の取り組みを参考にすることで、自分に合った学校選びのヒントが得られるかと思います。ぜひ学校選びの参考にしてみてください。次回5回目では、全国から入学が可能な広域通信制高校をご紹介します。
取材・文/山田優子
通信制高校連載は全5回。
1回目を読む。
2回目を読む。
3回目を読む。
5回目を読む。
※5回目は公開時よりリンク有効
![](https://d34gglw95p9zsk.cloudfront.net/articles/images/000/026/838/medium/6b289249-de47-44b7-9d21-7415f8b904c2.jpg?1701588331)
山田 優子
フリーライター。神奈川出身。1980年生まれ。新卒で百貨店内の旅行会社に就職。その後、拠点を大阪に移し、さまざまな業界を経て、2018年にフリーランスへ転向。 現在は、ビジネス系の取材記事制作を中心に活動中。1児の母。
フリーライター。神奈川出身。1980年生まれ。新卒で百貨店内の旅行会社に就職。その後、拠点を大阪に移し、さまざまな業界を経て、2018年にフリーランスへ転向。 現在は、ビジネス系の取材記事制作を中心に活動中。1児の母。
今村 久美
慶應義塾大学卒。2001年にNPOカタリバを設立し、高校生のためのキャリア学習プログラムの提供を開始。 2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、コロナ禍以降は、経済的事情を抱える家庭に対するオンライン学習支援やメタバースを活用した不登校支援を開始するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組む。 ハタチ基金代表理事。地域・教育魅力化プラットフォーム理事。文部科学省中央教育審議会委員。 こども家庭庁こどもの居場所部会委員。東京都学校外での子どもの多様な学びに関する有識者会議委員。 東京大学経営協議会学外委員。朝日新聞パブリックエディター。 主な著書:「不登校親子のための教科書」(ダイヤモンド社)
慶應義塾大学卒。2001年にNPOカタリバを設立し、高校生のためのキャリア学習プログラムの提供を開始。 2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、コロナ禍以降は、経済的事情を抱える家庭に対するオンライン学習支援やメタバースを活用した不登校支援を開始するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組む。 ハタチ基金代表理事。地域・教育魅力化プラットフォーム理事。文部科学省中央教育審議会委員。 こども家庭庁こどもの居場所部会委員。東京都学校外での子どもの多様な学びに関する有識者会議委員。 東京大学経営協議会学外委員。朝日新聞パブリックエディター。 主な著書:「不登校親子のための教科書」(ダイヤモンド社)