開封速報! 2014.6.25
今後、第一次選考、第二次選考と進行していきます。次回7月31日更新の際には、第一次選考通過作品、第二次選考通過作品を合わせて発表いたします。どうぞ楽しみにお待ちください。
中間報告 第一次選考結果 2014.7.31
第一次選考通過作
『みどりのトンネル』 北澤平祐
『あたしと おばけ』 ひろた みどり/ひろた だいさく
『妖怪ばあ』 森野内たけし
『ししがくるぞ』 本間希代子
『おつきさまたべたのだあれ?』 田村沙織
『ふくわらいお』 大橋なつこ
『キャベツひめとレタスひめ』 はまいさこ
『アカ』 時崎 清
『はきものじぞう』 つるおかのぶえ
『たまごです。まいごです。』 荒瀬由里子
『オレンジアパートのなかまたち』 下釜 礼
『ふたごのうさぎ』 のみち ゆか
『どうぶつの うえで ねむりたい』 むらかみ しんり
『なのはな かくれんぼ』 とのみ かずや
『りすのひっこし』 林 幸奈
『ぼく、しんじないよ!』 田中泰宏
『パンケーキやさんのおんせんりょこう』 くろだ くうこ
『クロブタ』 安藤光一
『すもものももがたり』 manatee
『あるはるのよるのおはなし』 佐倉まち
『ネコぐらし』 ほそかわ けいこ
『おにぎりのけんか』 金子 麗/加藤美沙
『よるのぼうけん』 桃若みち
『あるはれたひに』 奥野哉子
『ほしじいたけ ほしばあたけ』 石川基子
『ひとりおおくないですか?』 梅原万奈
『きぐるみ せんもんてん』 鈴木りつ子
『ゆきだるまおせわがかりのホムリトさんとプートン』 しろうずさき
『たべるな たべるな!』 井之口真央
『いぬせん』 横山ゆみ
『いばりんぼうのじゃがいもとまけずぎらいのにんじん』 やまだ さゆり
『あくびをすると ネムタイネムタイが でるぞ~!!』 加藤佳世子
『よるの よるの どうぶつえん』 はら なおこ
『ぷりんプリン』 たなか ひさの
『よるのおさんぽ』 しょうじ りお
『いっしょにいたいな』 城野紗貴
『うんこ大先生』 小林久純
『へそだしきょうだい』 高橋 徹
『どっちがおいしい?』 たまがわきよみ
『べっぴんさん』 かとう みえ
『ねぐせ』 みさか たつま
『おばけのおうち』 はまぐちかよこ
『みち(道)』 兪 善敬
『おとうさん、きいてるの?』 有本昌代
『わし、たわし』 上平 彩
『まちあわせのぼうし』 木村秀幸
『ぎんじとでんでんだいこ』 ばん みかこ
『たこたこあがれ』 にしむら ひかり
『ねむらせ時計』 上中直樹/石田苗子
中間報告 第二次選考結果 2014.8.5
第二次選考通過作
『あたしと おばけ』 ひろた みどり/ひろた だいさく
『ふくわらいお』 大橋なつこ
『ぼく、しんじないよ!』 田中泰宏
『パンケーキやさんのおんせんりょこう』 くろだ くうこ
『あるはれたひに』 奥野哉子
『ほしじいたけ ほしばあたけ』 石川基子
『ひとりおおくないですか?』 梅原万奈
『きぐるみ せんもんてん』 鈴木りつ子
『ゆきだるまおせわがかりのホムリトさんとプートン』 しろうずさき
『いぬせん』 横山ゆみ
『あくびをすると ネムタイネムタイが でるぞ~!!』 加藤佳世子
『よるの よるの どうぶつえん』 はら なおこ
『へそだしきょうだい』 高橋 徹
『おばけのおうち』 はまぐちかよこ
『おとうさん、きいてるの?』 有本昌代
『わし、たわし』 上平 彩
『まちあわせのぼうし』 木村秀幸
『ねむらせ時計』 上中直樹/石田苗子
最終選考結果 新人賞1作品、佳作3作品が決定! 2014.8.22
今回の応募総数は、565作品。一次選考で50作品に絞られた後、二次選考で残った19作品をもって最終選考が行われました。選考会後半には、数作品を前に激論が交わされ、厳正な審査の結果、新人賞は石川基子さんの『ほしじいたけ ほしばあたけ』に決定しました。佳作は睦月シロさんの『チーターとかめ』、ひろた みどりさん/ひろた だいさくさんの『あたしと おばけ』、田中泰宏さんの『ぼく、しんじないよ!』が選出されました。受賞者のみなさま、おめでとうございます。
新人賞
正賞:賞状・記念品 副賞:50万円・単行本として刊行
『ほしじいたけ ほしばあたけ』 石川基子(愛知県)
佳作
正賞:賞状 副賞:20万円
『チーターとかめ』 睦月シロ(静岡県)
『あたしと おばけ』 ひろた みどり/ひろた だいさく(千葉県)
『ぼく、しんじないよ!』 田中泰宏(東京都)
審査員の先生方の選評(五十音順)2014.8.27
大島妙子先生
こみねゆら先生
中川ひろたか先生
しいたけ→じいたけ→ばあたけという発想の流れがすさまじいだけ。失礼。だけじゃない。絵も良いし、展開も面白い。出版までには、いろいろ直さないとならないだろうが、そこは編集者とガチでがんばるだけ。
『あたしとおばけ』
これ、好き。かわいい。導入は不思議なメガネを拾ったってことで、いいと思うんだけど。なんか、ごちゃごちゃ言ってたよね。
『ぼく、しんじないよ!』
おばけの世界から見た逆転のお話。それはいいんだけど、ほんとのオバケを見た、ふたつ目小僧(人間)の反応が、なさすぎ。
『チーターとかめ』
こんなのろまなぼく(カメ)に、きみ(チーター)は、ちゃんと相手してくれた。このメッセージは、いい。絵も、構図も素晴らしい。けど、すんなりすぎて、面白くないっていう批評に、どう向き合ったらいい?
あと、ぼくが好きだった作品:『あくびをするとネムタイネムタイがでるぞ~!!』『へそだしきょうだい』『おとうさんきいてるの?』
宮西達也先生
受賞者の言葉 2014.9.3
『ほしじいたけ ほしばあたけ』 石川基子(愛知県)
彼らが他の絵本作家さんを訪れる前に、あるいはどこかの干し椎茸の産地のゆるキャラに選ばれてしまわないうちに、私が彼らの物語を描きたいという焦りがあって、構成など納得できていないのに、見切り発車で描き始めてしまいました。
彼ら自身の魅力のおかげでいただけた賞だと思いますので、それが最大限伝わるような絵本を目指します。どうもありがとうございました。
『チーターとかめ』 睦月シロ(静岡県)
『あたしと おばけ』 ひろた みどり/ひろた だいさく(千葉県)
しらせをきいて、次の話をよりよいものにしたいとつよく思いました。
おばけのおはなしは、たくさんあると思いますが、
おばけと女の子の距離感に気をつけてつくりました。
おばけって、見てみたいけど見たくないものだからです。
絵としては、今後も動きのある絵を描いていきたいです。
絵本の制作をささえてくれた皆さまに感謝です。
ありがとうございました。
『ぼく、しんじないよ!』 田中泰宏(東京都)
今回の作品は「おばけの存在を信じないおばけ」の話なのですが、
根幹のアイデアを思いついたものの、なかなか思うように形にならず、
何度も構成の練り直しと原画の描き直しを繰り返しました。
数年前に同じ賞を頂いた時も当然嬉しかったのですが、
今回は制作に手間取った分、喜びもひとしおです。
この場を借りて関係者の皆様に深くお礼を申し上げます。
講談社絵本新人賞の贈呈式が行われました 2014.9.26
今年の絵本新人賞も、昨年同様新人賞1作、佳作3作の大豊作! 4作品計5名の受賞者の前途を祝し、選考委員の先生方をはじめ、書店の方、マスコミ関係者、歴代の新人賞受賞者など、たくさんの方がご出席くださいました。