【試し読み】たんぽぽってすごい! 『科学の芽えほん たんたん タンポポの ひみつ』公開

筑波大学朝永振一郎記念「科学の芽」賞 受賞作を絵本化 タンポポはすごい!

『科学の芽えほん たんたん タンポポの ひみつ』より
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【試し読み】絵本『科学の芽えほん たんたん タンポポの ひみつ』

「雑草なんて言わせない! 本当はすごい! タンポポ」で第14回「科学の芽」賞を受賞した岩田くるみさん。

受賞作は、タンポポの生態が気になり、観察を続け実験を始めた研究録です。

観察することの楽しさ、考察する喜び、タンポポのたねを数える地道な実験の果ての達成感、科学する心の豊かさにあふれた岩田さんの研究をもとに絵本化した『科学の芽えほん たんたん タンポポの ひみつ』。

タンポポに秘められた生きるためのひみつとは?

筑波大学「科学の芽」賞受賞作絵本「たんたん タンポポの ひみつ」

『科学の芽えほん たんたん タンポポの ひみつ』 かんちくたかこ/文 山本久美子/絵 岩田くるみ/原案
春の 遠足で、タンポポが いっぱいの しぜん公園に いった。みんなで タンポポを 見ながら おべんとうを 食べていたら、先生が、「タンポポの 花は、たくさんの 小さな 花の あつまりなんだよ。」
って、教えてくれた。

「先生、これで ひとつの 花じゃ ないの?」「花びらに 見える、この ひとつひとつが 小さな 花だよ。ほら、それぞれに、めしべが 1本 ついているでしょう。」ほんとだ、おもしろい! わたしは、タンポポの ことが 気に なりだした。
日よう日 、おかあさんと おかきを つれて 公園に いった。あちこちに タンポポが さいていて、風が ふくと、わた毛が たくさん とんだ。 「わぁ、きれい!」

わた毛 は どこまで とんでいくんだろう? わたしは、おかきと 走って おいかけてみた。
わた毛は いろいろな ところに おちていた。うまく 土に おちる ものも あったけど、池に おちたり、道路に おちたり、クモの 巣に 引っかかったり、おかきの 毛にも くっついた。

土の 上に おちないと、めを だせないよね。それなのに、タンポポは たくさん さいている。どうしてかな? たねが 花を さかせるまで かんさつしたら、なにか わかるかも。
タンポポの たねを 20 こ あつめて、土の 上に おいて、毎日 かんさつした。「めを だせ、めを だせ、タンポポの たね。」水やりも わすれないぞ。ところが……
タンポポのたねはいくつ芽を出すでしょうか? 続きは、ぜひ絵本でごらんください。
科学の芽えほん たんたん タンポポの ひみつ

科学の芽えほん たんたん タンポポの ひみつ

かんちく たかこ(文)  山本 久美子(絵)  岩田 くるみ(原案)

発売日:2026/02/26

価格:定価:本体1900円(税別)

文/かんちくたかこ
科学絵本を多く手がける絵本作家。主な著書は『なにかななにかな 海のなか』『ほうさんちゅう』『すずめのまる』(以上、アリス館)、『くらべて よもう どうぶつの赤ちゃん(全3巻)』(あかね書房)、『タンポポのたね どうしてとんでいくの?』(文一総合出版)など。

絵/山本久美子(やまもとくみこ)
多摩美術大学卒業。2003年、2005年ボローニャ国際絵本原画展入選。絵本に『マルをさがして』『きんぎょ』(以上、ひだまり舎)、『ぼくは ぽんこつ じはんき』(由美村嬉々 文/あさ出版)、『ぼくはまっくろ』(原陽子 文/リーブル)、『すうる すうる ぴたん』(中村文 文/福音館書店)など。日本児童出版美術家連盟会員。
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