スノードームの発祥はパリ万博
日本では「スノードーム」という名称が一般的ですが、海外ではスノーグローブ(snow globe)とよばれることも。発祥は19世紀初頭のフランスで、もともとは、ペーパーウェイト(文鎮)の一種として登場したといわれています。
現在のような形になったのは、1889年のパリ万国博覧会のとき。会場に建設されたエッフェル塔を、ミニチュア化したスノードームが注目を集めました。
1950年代以降は、それまでのガラスや陶器製に加え、プラスチック製のスノードームが宣伝や賞品などの目的で数多くつくられるように。こうして、玩具や土産物としてもポピュラーになりました。
現在ではコレクターも世界中にいて、私設の専門ミュージアムや手作り講習会なども人気を呼んでいます。
スノードームは簡単にできる!
「スノードーム 作り方」と検索すると、数えきれないほどの解説記事やYouTube動画がヒットします。
ハンドメイドブームの昨今、これほどまでに手作り志向が高まっていることに驚かされますが、どのコンテンツも、100円ショップで材料をそろえたり、オリジナル素材でつくるなど、それぞれ趣向をこらしているのが面白いところ。
容器の形状や中に入れる液体の種類・配合などは様々ですが、基本の作り方は以下の通りです。
材料:
蓋つきの透明な容器(ガラス製の瓶やプラスチック容器など)/オーナメント(中に入れる飾り)/ラメ、もしくはスノーパウダー(スノードーム用の粉)/接着剤(耐水性のもの)/水(※)
※水は精製水を使用すると透明度が高くなります
※水に液体のり(洗濯のり)を混ぜると、粉がよりゆっくりと落ちるようになります
手順:
①容器の底やフタに、オーナメントを接着する
②接着剤でしっかり固定されたら、水(もしくは水と液体のりの混合液)を注ぎ入れる
③ラメ、もしくはスノーパウダーを液体に混ぜるようにいれる
④液漏れしないよう、接着剤を塗布した蓋をしめて、完成!
オリジナルキットと絵本のセットは、贈り物にも!
こちらは、手作りスノードームのキットと、小さなボードブックがセットになった『年少版 にじいろの さかな 特別版 キラキラ・スノードームセット』。名作絵本『にじいろのさかな』のステキな海を再現した、キラキラのスノードームが手軽に作れるセットです。
小さなボードブック『年少版 にじいろのさかな』もセットになっているので、「にじいろのさかな」シリーズの入門編にもぴったり。小さいお子さんへの、プレゼントとしても喜ばれそうです。
お部屋に飾って、絵本を読んで、素敵な時間を楽しめるスペシャルなセットで、キラキラなクリスマスを過ごしてください!
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幼児図書編集部
絵本をつくっている編集部です。コクリコでは、新刊の紹介や作家さんのインタビュー、イベントのご案内など、たのしい情報をおとどけします! Instagram : @ehon.kodansha Twitter : @kodansha_ehon
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