深海のサメは闇にとけこむ黒いボディー!

深海に潜むサメには大きな目、ロレンチーニ器官、ニョロニョロでプヨプヨな体のほかにも、深海ザメたちにありがちな特徴がある。あさい海にいるサメにくらべて、体がやたらと黒いものが多いんだ。

深さ500メートルから釣り上げたアイザメ。

深海のサメにはこのように体が黒っぽいものが多い。

アイザメの目も太陽の光をあびると金色に光る。

とくに深さが500メートルからそれより深い場所では全身がまっくろなサメが釣れることも。
光がまったくとどかない深海では、頭から尾ビレの先まで黒ずくめだとすっかり暗やみにとけこめるので敵に見つかりにくい。もちろん、エサとなる小魚やイカたちにもね。

カラスザメの仲間。

これも黒っぽいサメだが、よく見ると濃いむらさき色でキレイ。目はブルー。連れて帰って飼いたくなるかわいさだ。

上:水深1100メートル(!)で釣れたカクバラユメザメ。こんなに深い場所にまでいるとは、サメおそるべし!!
下:より深く暗いところにいるかせいかユメザメの体はアイザメやカラスザメよりもずっとまっくろ!けれど目はウソみたいにキレイな水色。

アイザメやユメザメの仲間はまぶたを閉じることができる。

どういう意味があるんだろう?きっと、深海ならではの深いワケがあるはずだ。

そういえば、ユメザメの仲間など体が黒い深海ザメには、まるで人間のようにまぶたを閉じられるものが多い。
…これはいったいどうしてだろう? もしかすると、タペータムでギラギラ光る目のせいで敵に見つからないよう、エサを探していないときは目をつむってすごしているのかもしれないね。