
恐竜時代のシルクロードで恐竜たちは行き来していた?! 恐竜学者小林先生も驚いた恐竜の新事実とは?
『恐竜超伝説 2 劇場版ダーウィンが来た!』公開記念! 小林快次先生にインタビュー〉その2
2024.03.12
恐竜学者・小林快次先生が近年の発掘調査で分かった最新の研究結果を教えてくれました!

1971年福井県生まれ。北海道大学総合博物館教授。アメリカ、ワイオミング大学地質学地球物理学科卒業。アメリカ、サザンメソジスト大学地球科学科で博士号取得。専門は古脊椎動物学。講談社の動く図鑑MOVEでは恐竜シリーズの監修を務める。
今回舞台となるのは太古の超巨大大陸「ゴンドワナ」。「超巨大恐竜」たちと、最新研究によって浮かび上がってきた"巨大隕石の衝突にさらされた恐竜たちのサバイバルストーリー”を大迫力の高精細CG映像でご紹介。
注目は、隕石衝突後の恐竜たちのドラマ。超巨大恐竜プエルタサウルスや肉食恐竜のマイプなど、講談社の動く図鑑MOVE「恐竜2 最新研究 新訂版」にも登場する多数の最新恐竜が迫力の高精細CG映像で登場。同じ時代に生きていたかのような感覚で楽しめるはず。

先生が今いちばん興味を持っているのは、ティラノサウルスの下積み時代⁉︎

ティラノサウルスの“下積み”の時代は1億年前~ 9000万年前!
その時代にどんな世界が広がっていたのかとても興味があって、2023年に調査に行きました。
まずアラスカで1億年前~ 9000万年前の化石を調査しました。モンゴルも同じく9000万年前~8000万年前の時代の化石を調査、ウズベキスタンでも同じ時代の化石を調査しました。
そうすると、同じ時代の中でアジア大陸と北米大陸に渡っていった恐竜たち、また当時の北極圏にいた恐竜たちがどのような恐竜であったかを調べることができます。東の行き止まりが日本で、西の行き止まりがウズベキスタン。その間にシルクロードがどうやらあったようなのです。
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2024年3月8日より、いよいよ全国ロードショー!
