由比ヶ浜を総勢約600人でゴミ拾い!! さかなクン探究隊で【プラギョミ漁】を体験!
MOVEラボ研究員助手のはるきが 第3回「「Honda×鎌倉市ビーチクリーン」をレポート!
2024.11.17
ゴーストギアと呼ばれるゴミとは?
ごみの中で特に気になったものが、写真にあるこのようなゴミです。
海洋プラごみの中でも特にゴーストギアと呼ばれるゴミが問題視されています。
ゴーストギアとは、漁網やロープ、釣り糸、浮きなど、海で使われているプラスチック製の漁具が廃棄されたり流出したりすることで、海洋ごみとなったものです。これがさまざまな生物の命を奪ってしまうのです。アザラシ、イルカ、カモメ、ウミガメがよく網にかかってしまい苦しそうにしている写真を見かけます。サンゴにも絡まりついていることもあります。
漁業の網はもちろん、魚釣りの糸やルアーも関係しています。僕も大好きな海釣りのときに、釣り糸がひっかかり切れてしまうこと、錘が切れてしまうことが何度もありました。
ゴーストギアをなくすには、廃棄投棄は絶対にしてはいけませんし、漁業用の網や釣り糸等は耐久性のある海にやさしい製品の開発が必要だと思いました。
ゴーストギアとは、漁網やロープ、釣り糸、浮きなど、海で使われているプラスチック製の漁具が廃棄されたり流出したりすることで、海洋ごみとなったものです。これがさまざまな生物の命を奪ってしまうのです。アザラシ、イルカ、カモメ、ウミガメがよく網にかかってしまい苦しそうにしている写真を見かけます。サンゴにも絡まりついていることもあります。
漁業の網はもちろん、魚釣りの糸やルアーも関係しています。僕も大好きな海釣りのときに、釣り糸がひっかかり切れてしまうこと、錘が切れてしまうことが何度もありました。
ゴーストギアをなくすには、廃棄投棄は絶対にしてはいけませんし、漁業用の網や釣り糸等は耐久性のある海にやさしい製品の開発が必要だと思いました。
かっこいい!Hondaビーチクリーナー
ビーチではHondaビーチクリーナーも精力的に動いていました。1999年、Honda従業員がさまざまなゴミが落ちている砂浜を見て、技術で海岸をきれいにしたいと考えたのがきっかけで作られたそうです。
車は、ガソリンで動くものと電気で動くものがありました。ガソリンで動く赤い車は、バギーのような形で操作が難しそうでした。後ろにはサンドレーキというゴミをかき集める熊手の役割をする装置がついていました。
底にあるピンが砂を掘り起こして埋もれたゴミを回収する仕組みです。砂の中に住む生物のことを考えて影響が少ない長さになっているそうです。
底にあるピンが砂を掘り起こして埋もれたゴミを回収する仕組みです。砂の中に住む生物のことを考えて影響が少ない長さになっているそうです。
電気で動く白い車は、形が車で二人乗りでした。ガソリンで動く車は排気音など音がたくさん鳴っていたのですが、電気のほうは音がまったくせず、とても静かでした。一度土を柔らかくしてからその土をこしてゴミをとるらしいです。
サンドスクリーン(通称バタバタ)という砂とゴミを分けるふるいの役割をする装置がついていました。
前にある鉄の棒でゴミを砂と一緒に跳ねさせ、網をバタバタと振動させて砂を落とし、ゴミだけを回収する仕組みです。集まったゴミは回収して分別していました。
前にある鉄の棒でゴミを砂と一緒に跳ねさせ、網をバタバタと振動させて砂を落とし、ゴミだけを回収する仕組みです。集まったゴミは回収して分別していました。
この車たちは、大きなゴミも小さなゴミもどちらも拾えるので、とても便利だなと思いました。
このような車が全国の海岸で何台もあれば、人の負担を減らして海岸のゴミをたくさん拾えるようになるのではないかと思い、これからの普及に期待しています。
このような車が全国の海岸で何台もあれば、人の負担を減らして海岸のゴミをたくさん拾えるようになるのではないかと思い、これからの普及に期待しています。