飛行機の行きと帰りの時間はどうしてちがうの?

西から東に流れるジェット気流って?

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飛行機に乗ると、行きと帰りの時間がちがっていると感じたことはありませんか?
実は、西に行くときよりも、東に行くときのほうが、早く着きます。
東京―福岡間では、東京発―福岡行きがおよそ2時間かかるのに対し、福岡発―東京行きはおよそ1時間半と、30分も時間が短縮されます。

いったいなぜ、このような時間差が生じるのでしょうか?
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講談社(編)  長沼 毅(監)

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高度10kmあたりには「偏西風(へんせいふう)」とよばれる、西から東に流れるジェット気流があります。偏西風の風速は、速いところでは、秒速80m以上にもなります。
秒速80mは、換算すると時速300kmになるので、新幹線並みの風がふくことになります。

飛行機は、高度10kmあたりを飛んでいます。
高度10kmは、ちょうど偏西風が吹いている高さになるので、飛行機はこの風の影響を大きく受けます。
西に行くときは、偏西風が向かい風になり、逆に東に行くときは偏西風が追い風のようなはたらきをするので、飛行時間が大きく変わってくるのです。

このほかにも、飛行機に乗ると、地上では見られないさまざまな発見があります。

熱帯は、ほかの地域と比べて空気があたたまりやすいため、上昇気流が起こりやすくなります。そのため、ハワイなど熱帯域の上空は、日本と比べて高いところまで雲が発達しやすく、高いところでも、雲が見えることがあります。
また、上空に行くほど、波長の短い光が散乱するため、空が少し紫っぽく見えることもあります。

みなさんも今度飛行機に乗る機会があれば、ぜひ観察してみてください。
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