【中学生のカナダ短期留学レポ】自然科学好き必見!極寒のオタワで過ごした3ヵ月のリアル体験記

MOVEラボ研究員・助手のはるきが中3で行った海外留学を完全レポ! (3/3) 1ページ目に戻る

スティラコサウルス/フリルは穴によって軽くなったが、角やスパイクはすべて重さを増した。 スティラコサウルスやその他の角ばった恐竜は、頭を高く上げることはできなかっただろう。(展示の解説より)
カナダの博物館は、日本の博物館と違って化石や標本がガラスで囲まれていたり近づかないようにする柵やバーがなく、かなり近くで化石などを観察することができました。
ドロミケイオミムス/カナダで発見されたエミューに似ている恐竜。(展示の解説より)
化石などの説明も当然のことながら全部英語ですが、今まで勉強してきた知識で理解できたところもあったので、それは嬉しかったです。英語表記の横にフランス語での記載もありました。

天井にもたくさんの海竜等の化石があちこちにぶら下がっていたり、どこを見渡しても何かが目に入りました。日本の博物館は割と空間が多いので、そういった点でも違う迫力を感じました。
ランベオサウルス/鼻の穴と喉につながる気道は、音を出すために使用された(展示の解説より)
チャンプソサウルス/ワニのように見え、似たような生息地に住んでいたが、ワニとは関係はない。(展示の解説より)
白亜紀の森林を再現した場所があり、そこにはティラノサウルスやトリケラトプスの大きな模型がありました。そこでは小さい子どもたちも「恐竜、恐竜!」と、楽しそうにとてもはしゃいでいて、恐竜好きの子どもたちは世界共通なんだなと実感し、自分もその頃を思い出して、とても嬉しく思いました。

展示内容がとても充実していてすごい博物館だと聞いていたので、本当に行くことができてよかったです。
テルミノナリス/長い鼻を持つ海洋ワニ。温帯水域に住んでいた。 全長は約6メートル。プレシオサウルスやサメと魚や死体をめぐって競争した可能性がある。 完全に水生だったのかもしれない。(展示の解説より)
今回はオタワに滞在したのでカナダ自然博物館に行きましたが、トロントのロイヤルオンタリオ博物館やトロント大学にも寄ってみたかったです。機会を見つけて今度はトロントにも滞在したいです。

留学を考えている人へ

僕はカナダに3ヵ月間行けて本当に良かったと思います。優しい人が多く、食事も美味しくて、自分で頑張ろうと思えば英会話力も爆発的に上昇すると思います。僕が思う留学を成功させるコツは、自分から話しかけたり積極的に人と関わることと、日本人を見つけても必要以上に関わりすぎないようにすることだと思います。

ちなみにカナダの英語は比較的理解しやすいのかなと思いました。人それぞれではありますが、一番仲の良かった友だちは周りの友だちより元々ゆっくり話すタイプでした。僕のためにさらにゆっくり話してくれたので、より理解でき、コミュニケーションもスムーズに取れました。
学校の友人たちと!
僕が通った現地校にも日本人を見つけましたが、二言しか話しませんでした。現地の友だちがとてもたくさんできたのは、自分からカナダの友だちを作りたいと思って輪に入っていったからだと思います。自分自身の心構えによって本当に行ってみて良かったと思えるものになるので、もし目の前に行けるチャンスがある人はぜひチャレンジしてみてほしいです。
ちなみに、日本からのお土産はホストマザーにとても気に入ってもらうことができました。

現地にお寿司屋さんがあり、一度食べに連れていってもらったときに、ホストマザーがお箸をお寿司に突き刺して使っていたので使い方を教えてあげました。でも使いこなすには時間がかかりそうでした。日本のお菓子は美味しいと言っていました。持っていって良かったです!

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