バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 サンシーターが苦魔獣を再生! さらにブンブンジャーの前に現れたディスレースとは何者だ!?
スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第26話】
2024.08.25
マッドレックス思い出の苦魔獣、トイレグルマー・リミテッドが出現!
サキトが範道大也(ハンドウタイヤ)の姿が見えないことに気づきブンブンに尋ねると、タイヤは世界的なテクノロジー開発企業「ライトニング・テック」の代表で、タイヤとは旧知の間柄である内藤雷汰の依頼で出かけたのだという。
内藤はタイヤが中学のときに出会った人物で、タイヤが莫大な資産を作るための助言をした、いわば師匠なのだ。
内藤の依頼は、総合理化学研究所宛てに極秘の荷物を届けるという仕事だったが、タイヤは一も二もなく引き受けた。
一方、ハシリヤンのデコトラーデ、イターシャ、ヤイヤイ・ヤルカーのサンシーターたちはブンブンジャーにやられた夢を見て飛び起きる。
キャノンボーグが倒れたあと、ハシリヤン本家からは何も連絡がなく、自分たちは見捨てられたのではないかと心配するデコトラーデは、このままでは前幹部のマッドレックスに申し訳が立たないと発奮、こんなときこそノーブレーキでギャーソリンを集めるのだと意気軒昂に行動を開始するのであった。
公園のトイレへ向かったサンシーターたちはトイレにイグニッションキーを挿し、マッドレックスが地球で最初に作った苦魔獣、トイレグルマーを再生させたトイレグルマー・リミテッドを作り出した。
トイレグルマー・リミテッドはラジオ体操や散歩をしている人々の胸に次々とシュラバラバー(先端にラバーカップをつけた棒)を押し当て、ラバーを引っ張ると人々の胸から「トイレットペーパーの芯」が抜け出てきた。
「芯」を奪われた人々は悲鳴とともにその場にへたり込み、悲鳴はギャーソリンとなってトイレグルマー・リミテッドに吸収されてしまうのだ!
ブンブンジャー対苦魔獣の渦中、ブンブンジャーの活躍を報告するシラベ!
シラベは、キャノンボーグの居場所を教えてくれたその情報源について常槍本部長に尋ねるも、君が知る必要はないと常槍は答えず、代わりにブンブンジャーとブンブンの詳細についてシラベに聞き返すのだった。
シラベはここぞとばかりにブンブンジャーたちの活躍ぶりを語り出す。
届け屋をするタイヤの仕事、ブンブンカーを作り出したブンブンの功績、始末屋でハシリヤンから手を切って仲間となった焔 先斗(ホムラサキト)とビュンディーについて、各国の情報機関と関わりをもつ情報屋・鳴田射士郎(メイタイシロウ)の存在、警察官の仕事を兼務する阿久瀬 錠(アクセジョウ)、届け屋のアシスタントでバイトを掛け持ちする志布戸未来(シフトミラ)、そして経歴素性不明の謎多き人物である調達屋・振騎玄蕃(ブレキゲンバ)の諸々を矢継ぎ早に常槍本部長に伝えたのであった。
彼らが通常の仕事を持ちながら、ハシリヤンと戦うのは聞こえた悲鳴を無視しない、したくないからなのだ。そしてその思いがもっとも強いのがタイヤであると、シラベは自慢げに報告する。
しかし常槍本部長は理解できないと疑問視、シラベは「届けてみればわかります」と本部長が聞き取れないような小声でつぶやくばかりだった。
そのブンブンジャーは目下トイレグルマー・リミテッドと交戦中である。
タイヤとイシロウはともにチェンジして先に駆けつけたブンバイオレット=サキトと共闘、遅れて駆けつけたミラ、ジョウ、ゲンバもブンブンジャーに変身して参戦した。
ブンブルー=イシロウはかつてトイレグルマーに水をかけられ本心を明かされてしまった苦い経験があるため水攻撃の注意を喚起するが、裏表のないブンブラック=ジョウとブンバイオレットは自ら盾となって攻撃を受ける。
それでも水をかぶってしまったブンブルーだったが、とくに変わりはない。どうやらトイレグルマー・リミテッドのかける水は普通の水だったようだ。
周到なブンレッドは防水機能をもつブンレッド119にすでにチェンジしており、ブンバイオレットとの必殺技同時発射でトイレグルマー・リミテッドを撃破した!