「ゴジばん」新作をどんどん配信! あのゴジラが登場!?
小林さん:新しい作品には、『キングコング対ゴジラ』、通称「キンゴジ」と、『モスラ対ゴジラ』、通称「モスゴジ」、それぞれのゴジラの登場シーンを再現しようと考えています。
小林さん:ストーリーの前半は、この登場シーンが見どころですね。
後半は、「キンゴジ」と「モスゴジ」が力をあわせて、キングギドラと戦いながら、互いに切磋琢磨していく、みたいな内容になる予定です。
3月のストーリーの最後は、ゴジゴジ島のみんなで、ふたりをお見送りする感じですかね。
あっ、こんなに話してもいいんでしたっけ。(笑)
──公式のお墨つきをいただいたので、よかったら、4月からのストーリーも聞かせていただいていいですか?
小林さん:新シーズンでは、ゴジラくんが幼いころのお話になる予定です。
お父さんのダイゴとお母さんのミレイが、なにかの危機を救うために旅立っていくのですが、そのあたりのお話を進めていこうかな、と。
ゴジラくんは、おさないミニゴジくんで、リトルはもっと赤ちゃんで、ミニラはまだ卵から生まれていないという、3人の幼少期のお話ですね。
ミニラの誕生なんかも描きたいなあ、と。
小林さん:わたしとしては、すべてのゴジラと、すべての東宝怪獣をつくることが目標なんです。
今まで、12種類のゴジラをつくりましたが、まだまだつくっていないゴジラがいるので、そちらが先かもしれませんね。
映画だと、ゴジラは1体しか出られないという縛りがあるんですが、「ゴジばん」では、怪獣たちが兄弟や親子で登場するので、その部分は今後も活かしていきたいなあと思っています。
家族が増える、みたいな。
ゴジラは、映画ごとに姿・形が変わるので、あれは、同じゴジラなのだろうかと、思っている方も多いですよね。
映画でも、そのあたりに触れられていないので、よくわからなかったりします。
まあ、そういうあいまいなところが、ゴジラ作品のいいところでもあるのですが……。(笑)
でも、それぞれのゴジラに魅力があるので、「ゴジばん」では別個体にして、一族として描くことで全部出演させようかと。
子どもたちが、「ゴジばん」を観て、このゴジラも、あのゴジラもいいねと思ってもらいたいんです。
最新映画の『ゴジラ -1.0』も、やってみたい気持ちはあるのですが、まだ映画が公開されて間もないので、映画のイメージを壊さないように配慮している部分はありますね。
だから、そうですね~、すこし時間が経ったら、つくってみようかな、と。(笑)
実はすでに、こういうキャラクターにしようかなというのは、3種類ぐらい考えています。
『ゴジラ -1.0』のゴジラは、意外とかわいらしいハンサムゴジラなので、そこを活かしてキャラクターづくりをしようかと。
あと、まだつくっていない東宝怪獣も何体もいますので、「ゴジばん」が続くかぎり、どんどんつくっていきますよ。
監督・脚本・造形・編集・音楽:小林英幸
1991年 人形劇団こがねむし(アトリエこがねむし)創立。創作人形劇を企画・制作。パペット・マリオネットを駆使した映像作品では脚本・演出・人形美術・音楽・声優・操演・撮影・編集など製作全般を手がける。
1996年 テレビ東京「M730ウルトラマンランド」全131話
同年 「史上最大の決戦!ヒーローパペットショー」にて初の「ゴジラ人形劇」の制作。
2004年 「怪獣人形劇・ゲキゴジ」を公演。
ウルトラマンシリーズの人形劇「ウルトラP」は1994年から現在まで30年間にわたり新作を制作公演。
「総務省・電波障害防止図案コンクール」大臣賞。「京都太秦映画コンテスト」ビデオ部門1位入賞。音楽広場「こどもの歌大賞」入賞(作詞・作曲)。その他、多方面での受賞歴を持つ。
テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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