今回取り上げるのは「2月17日」(2007年)。異次元のヤプール、月のルナチクスに対して、ウルトラマンA(エース)とメビウスが心を通わせながら立ちむかう。
第43話「脅威のメビウスキラー」で、ヤプールによって異次元に閉じ込められたミライたち。一方、怪獣や宇宙人を呼び寄せていた時空波の発信源を追ったフェニックスネストは、月面にある謎の石柱によって機能を停止してしまった。
ヤプールがヒルカワに命じてメビウスを倒そうとする!
廃墟となった街を見たヒルカワは、自分たちが気絶している間に怪獣や宇宙人が世界を滅ぼしたと思い、パニックを起こす。さらに、落ち着かせようとしたミライを殴りつけ、「GUYSがだらしないから地球が滅んだ」とミライに暴行をはじめてしまう。そこにヤプールが出現。助けを求めるヒルカワを襲う。
「僕は人間が好きだ。守ってみせる!」それでもヒルカワをかばおうとするミライに、ヤプールはヒルカワを解放。そしてヒルカワに光線銃を渡し、ミライを撃ったら助けてやると持ちかける。さすがに戸惑うヒルカワであったが、ミライを守ろうとするアヤの「人間のプライドを捨てて生き残るより(死んだほうが)マシ」という発言に苛立ち、発砲してしまう。
しかし、ミライはバリアを張って攻撃を防いだ。ヒルカワは光線銃を連射するが、弾切れになると、ヤプールに吹っ飛ばされる。ミライはヒルカワを気遣って近寄るが、ヒルカワはミライに「化け物!」と罵るのだった。
一方、月面の謎の石柱による干渉フィールドの影響で、フェニックスネストの機能が停止し、身動きが取れないGUYSのクルーたち。カザマ マリナは誰かからのテレパシーを受け、石柱にある干渉フィールドの放射ポイントの場所を知る。