2月12日 ウルトラマンネクサス 姿を消す怪獣・ゴルゴレムが出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月12日(2005年)

テレビマガジン編集部

ナイトレイダーがクロスフェーズ・トラップを仕掛ける

ゴルゴレムは、別の「位相」に移動し、姿を消す能力を持っていた。そこで、増幅したスキャニングパルスでゴルゴレムの位相間移動制御器官を破壊する「クロスフェーズ・トラップ」を仕掛ける作戦が行われることになった。しかし、ゴルゴレムを罠にかけるには、その進路を予測または操作しなければならない。TLT作戦参謀の吉良沢 優は、30キロ先にあるベッドタウンの手前に罠を張ることを決定。しかしそれは、孤門たちの攻撃が失敗すれば、多くの人々が犠牲になるということだった。

さらに優は孤門たちに、あることを隠していた。ゴルゴレムの進路上には、小さな温泉街があるが、作戦成功のため、TLTはあえて温泉街の人々に避難勧告は出していなかったのだ。一方、姫矢の体は度重なる戦闘で傷ついており、ストーンフリューゲルが落下。グラビアの撮影をしていたアイドルの七夏とカメラマンの保呂草、アシスタントの潤平に介抱されていた。保呂草は、目の前の男が元カメラマンの姫矢 准であることに気づく。あまり、今の仕事に満足していなかった保呂草。彼は、かつて姫矢が撮った写真に大きな影響を受けていた。

そのころ、クロスフェーズ・トラップが開始されようとしていた。静かな夜の旅館に、奇妙な鳴き声が響き、謎の光がさす。保呂草は、姫矢がこの物体を撮りにきたと考え、カメラを持って出ていってしまった。一方、クロスフェーズ・トラップは成功し、ゴルゴレムの背中にある位相間移動制御器官が損傷。ゴルゴレムは姿を現した。待機していたメガキャノンチェスターは、メガキャノンバニッシャーの発射準備をしつつ、ミサイルで応戦する。

だがそこに、保呂草が現れる。保呂草がいるため、メガキャノンバニッシャーを撃てない孤門たち。一方、怪獣と謎の戦車(メガキャノンチェスター)が戦う場面に遭遇した保呂草は、失っていた情熱を取り戻したかのように写真を撮りはじめた。しかし、ゴルゴレムは保呂草を視界に入れると、口吻を伸ばし、保呂草を捕食してしまったのだった……。

ストーンフリューゲル

デュナミストがもつブラストショットで召喚する  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラメカ事典】
ストーンフリューゲル

全長/2メートル

デュナミスト(適能者)の夢に石柩として現れる物体。現実の世界でも召喚することができ、適能者を内部に収納することで傷の治癒や、長距離移動を行う。

初登場エピソード:『ウルトラマンネクサス』第6話「遺跡 -レリック-」(2004年11月6日放送)
脚本:荒木憲一/監督・特技監督:北浦嗣巳

紹介エピソード:『ウルトラマンネクサス』第19話「要撃戦 -クロスフェーズ・トラップ-」(2005年2月12日放送)
脚本:赤星政尚/特技監督:菊地雄一/監督:阿部雄一
『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』2023年2月23日(木・祝)よりTSUBURAYA IMAGINATIONにてオンライン独占配信開始!
https://m-78.jp/videoworks/ultraman-decker-final/

2月12日はゴルゴレムが出現した日

2月12日は、新たにゴルゴレムが出現。ナイトレイダーがクロスフェーズ・トラップを仕掛け、別位相に逃げたゴルゴレムを捕捉したエピソードの日。連戦が続き、次第に追い詰められていく姫矢。果たしてゴルゴレムに勝利することはできるのか?
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。