2月11日 ウルトラマンマックス タイニーバルタンが地球の危機を知らせる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月11日(2006年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月11日」(2006年)。
方舟・アークに乗ってやってきた、タイニーバルタン  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2005年7月2日より放送が開始された『ウルトラマンマックス』は、M78星雲からやってきたウルトラマンマックスが対怪獣防衛チームDASHの隊員トウマ・カイトと一体化。平成になってからのTVシリーズではほとんど見られなかった、過去の人気怪獣の再登場が積極的に試みられた作品です。

海岸に謎の物体が漂着。それを発見した勉少年はタイニーバルタンと出会う。タイニーバルタンは、バルタン星人の過激派・ダークバルタンが地球を狙っていると訴える。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

勉がタイニーバルタンと出会う

2006年2月11日は『ウルトラマンマックス』第33話「ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学」が放送された日です。勉少年はある日、海岸で怪獣の姿を目撃した。地元の町は大騒ぎになり、警察や消防、DASHも駆けつける。しかし、人々が現場に到着するころには、怪獣は姿を消していた。勉の証言を信じ、「また怪獣に出くわしたら、勇気を持ってDASHに知らせてくれ」と優しく言葉をかけるカイト。

しかし翌日、勉と町の駐在の警官は、貝のような物体から、小さな宇宙人が出てくるところを目撃。再びカイトたちがやってくるが、何も異常は確認できなかった。真実を証明できない状況に、警官は勉に宇宙人を見たことは忘れようと話す。しかし、勉は納得していなかった。

勉が海岸で不貞腐れていると、姿を消していた宇宙人が現れる。宇宙人はバルタン星人の子ども・タイニーバルタンで、地球を危機から救うためにやってきたと語る。地球人は、環境破壊や戦争によって地球を汚染している。そして、それだけに飽き足らず、月や火星を「侵略」しようとしていると言う。そして、そんな地球人に対し、バルタン星人の過激派・ダークバルタンは、地球人を抹殺し、地球を自分たちのものにしようとしているらしい。

タイニーバルタンは、DASHのカイトとコンタクトを取るために、勉に協力を申し出てきた。タイニーバルタンは地球人の少女に変身すると、箒に跨って空を飛び、勉を遊園地に連れていく。
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