2月18日 ダークバルタンの猛攻にウルトラマンマックスが大ピンチ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月18日(2006年)

テレビマガジン編集部

銅鐸の音を聞いたダークバルタンが戦意を失う

一方、重力異常を回復させたDASHはダッシュマザーで出撃するが、大量のバルタン星人を前に攻撃を止め、チャンスを待つことになる。「環境を破壊し、戦争による同士討ちを行い、果ては宇宙侵略まで企てようとする人類に味方する理由は何か」と問いながら、マックスを追い詰めるダークバルタン。すると、タイニーバルタンはバルタン星から持ってきた、銅鐸のようなものを子どもたちに配りはじめる。

一斉に銅鐸を鳴らす勉たち。その銅鐸は、バルタン星の古代遺跡に残されていたもので、バルタン星人の科学でも解明できない不思議な力を持っていた。その銅鐸の音は地球人にもどこか懐かしさを感じる音で、トミオカ長官たちの心にも安らぎを与えた。そして、銅鐸の音を聞いたダークバルタンは戦意を消失。マックスも戦うのを止める。そこにダテ博士がやってきて、対象を本来の姿に戻す新兵器のメタモルフォーザーをダークバルタンに発射。ダークバルタンは人間の男性に姿を変える。

バルタン星は、核戦争により環境が破壊されてしまった。しかし、それ以前は豊かな自然に囲まれ、バルタン星人たちは平和に暮らしていた。タイニーバルタンはそのことを思い出すと、優しい心を取り戻したダークバルタンと手を取り合い、方舟アークで地球を去ったのだった。

超科学星人 ダークバルタン

大量の分身を作り出し、マックスを襲った  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
超科学星人 ダークバルタン

全長/ミクロ〜51メートル(超巨大化時/357メートル)
体重/0.1グラム〜3万9000トン(超巨大化時/27万3000トン)

核戦争により荒廃した母星を捨て、別の星を侵略することで移住しようとするバルタン星人の過激派。星をなんとか修復しようとしているタイニーバルタンたち穏健派とは対立している。マックスたちウルトラの星以上の科学力を持つと自負しており、それを利用してマックスや人類を追い詰める。

初登場エピソード:『ウルトラマンマックス』第33話「ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学」(2006年2月11日放送)
脚本:千束北男/特技監督:菊地雄一/監督:飯島敏宏

紹介エピソード:『ウルトラマンマックス』第34話「ようこそ!地球へ 後編 さらば!バルタン星人」(2006年2月18日放送)
脚本:千束北男/特技監督:菊地雄一/監督:飯島敏宏

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
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2月18日は子どもたちがダークバルタンの心を鎮めた日

2月18日は、タイニーバルタンが子どもたちと共にエネルギーの尽きたマックスを復活させ、銅鐸の音でダークバルタンの心を鎮めたエピソードの日。ダークバルタンは地球の侵略を止め、地球は救われました。

しかし、本エピソードは海岸に不法投棄された大量のゴミが映し出されるという、不穏な空気で幕を閉じます。このままでは、いずれ地球もバルタン星のようになってしまうかもしれないという、バルタン星人の生みの親であり、本エピソードも担当された飯島敏宏監督からのメッセージなのかもしれません。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。