あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月18日」(2006年)。
穏健派のバルタン星人であるタイニーバルタンと出会い、DASHに地球の危機を伝えようとしていた勉少年。しかし過激派のダークバルタンが襲来し「自分は地球人を破滅させるためにやってきた、正義の宇宙人」と名乗って人類に攻撃を開始した。カイトはマックスに変身し応戦するも、エネルギーが尽き変身が解除されてしまう。
マックスを復活させるため勉とタイニーバルタンが奮闘
一方、ダークバルタンの起こした重力異常によってベース・タイタンの司令室は無重力状態に陥り、機能が停止してしまった。アンドロイドのエリーを再起動させるため奮闘するコバ・ケンジロウ隊員。一方、その様子を見守っていたトミオカ・ケンゾウ長官、ヨシナガ・ユカリ教授はダークバルタンの語った言葉について考えていた。人類が生み出した経済優先の科学により、地球は傷ついてしまった。さらに、最近は月にゴミを捨てるという計画や、人類が火星に移住することも考えられている。仮に地球が宇宙にとっての侵略者と判断され、バルタン星人のように高度な文明を持った宇宙人に敵と認識されてしまったら、今の人類はひとたまりもない。
タイニーバルタンは方舟アークで一度バルタン星に帰還。すぐに地球に戻ると、子どもたちとともにカイトを見つけ出す。そして、水から作り上げたエネルギーをカイトに与えると、カイトは再びマックスに変身を果たした。しかし、ダークバルタンは自らの分身を大量に作り出しマックスを攻撃。マックスも同様に分身を作り出し応戦する。