2月13日 ザ☆ウルトラマン 宇宙戦艦ウルトリアの新たな機能が判明する!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月13日(1980年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月13日」(1980年)。
スペーダーと戦うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

宇宙から怪獣を搭載したロケット弾が次々と打ち込まれた。科学警備隊はロケット弾の発射元が、地球から遠く離れた「スペースポイントX」であることを突き止めウルトリアで向かうことを決定。そこに、たびたび極東ゾーンに現れヒカリたちを振り回す科学者のヘンリー・ニシキ博士がやってくる。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

スペースポイントXを目指しウルトリアが飛び立つ

1980年2月13日は『ザ☆ウルトラマン』第44話「ウルトリアが二つに割れた!?」が放送された日です。宇宙から無数のロケット弾が飛来。その中には怪獣・カペラドンが搭載されており、各国で破壊活動が開始された。地球防衛軍はカペラドンを各個撃破。その後、地球防衛軍極東ゾーンと宇宙ステーション・EGG3(エッグスリー)の共同調査により、ロケット弾は宇宙の彼方から発射されたことが判明。ロケット弾による攻撃は再び行われることが予測された。科学警備隊は、「スペースポイントX」と名づけられたその場所への攻撃を決定する。

出撃のためウルトリアに乗り込むヒカリたちだったが、その中にアフリカゾーンのヘンリー・ニシキ博士が乗り込んでいた。ヘンリー博士は極東ゾーンの長官に頼みこみ、ヒカリたちに同行することを勝手に決めてしまったのだ。U40のアミアから託されたウルトリアには、未知の部分も多かった。ヘンリー博士は、まだ詳細が解明できていないウルトリアの中にあるもうひとつの司令室「Bルーム」に行きたいと言う。ヒカリとピグはゴンドウキャップの指示で、ヘンリー博士とともにBルームに行くことになる。そして、ウルトリアはスペースポイントXに向かって発進。地球防衛軍の各ゾーンから応援を受け、地球を飛び立った。

宇宙を航行するウルトリア。ヘンリー博士が興味を示したBルームはまだ解析ができておらず、なんのために司令室が2つあるのかも謎だった。ヘンリー博士は、用途のわからない謎のボタンを押す。すると、艦内に警報が鳴り響き隔壁が閉鎖。ウルトリアは2つに分離した。ウルトリアは分離合体機能が搭載されていたのだ。ヘンリー博士はゴンドウキャップたちが乗っているウルトリアをウルトリアα、分離したウルトリアをウルトリアβと勝手に命名する。
ウルトリアα  ©円谷プロ
ウルトリアβ  ©円谷プロ
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