2月10日 ヤプールの計略! メビウスキラーがウルトラマンメビウスを襲う!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月10日(2007年)

テレビマガジン編集部

ミライの前にメビウスキラーが出現!

フェニックスネストの発進を街頭ビジョンのニュースで知ったミライは、ディレクションルームに連絡を取ろうとするが、やはり通信がつながらない。そこにヒルカワが現れ、緊急時にデートをしているミライにその理由を質すが、アヤは相手にしようとはせず、立ち去るふたり。一方、時空波の発信源は海中から高速で浮上し、フェニックスネストをかすめて上空へ飛び去っていった。

すると、ミライは背後からメビウスの名前を呼ぶテレパシーを受ける。それは黒ずくめの怪しい男で、その正体はヤプールだった。ヤプールは持っていた風船を空に飛ばすと、空が割れてエースキラーが出現。街を破壊しはじめた。

ミライはアヤを逃がし、ウルトラマンメビウスに変身。当初は優勢に戦いを繰り広げていたメビウスであったが、ヤプールは前回の戦いでメビウスの戦闘データを取ったガディバを出現させた。ガディバはエースキラーと同化、メビュームシュートを繰り出す。

かつてウルトラマンAを苦しめたエースキラーがウルトラ兄弟の技を吸収して強くなったように、このエースキラーはメビウスの力を身につけてメビウスキラーとなったのだ。メビウスキラーは、メビュームブレードやメビュームバーストを繰り出し、メビウスを追い詰める。しかし、メビウスの正体がミライであることを確信したアヤの応援を受け、メビウスは反撃。メビウスキラーを押さえつけ、新技のメビュームダイナマイトでメビウスキラーを撃破した。

一方、時空波の発信源を追ったフェニックスネストは大気圏を突破し、月に到着。しかし、月面にある謎の石柱によってエンジンが停止。フェニックスネストは月に不時着してしまう。また、メビュームダイナマイトでエネルギーを使い果たして人間態で倒れていたミライは、探しにきたアヤ、しつこく付きまとうヒルカワとともに、地面が割れてあらわれた正体不明の空間へ落下していくのだった。

異次元超人 メビウスキラー

メビウスと戦った経験を持つガディバと同化することにより、メビウスの戦闘力を手に入れた強敵。だが、新技のメビュームダイナマイトのデータはなかったようだ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
異次元超人 メビウスキラー

身長/40メートル
体重/4万3000トン

ヤプールが作り出した新たなエースキラーが、ウルトラマンメビウスの戦闘データを学習したガディバと同化した姿。手に入れたメビウスの技を次々と繰り出して戦う。高い戦闘力を持ち、メビウスを追い詰めた。

登場エピソード:『ウルトラマンメビウス』第43話「脅威のメビウスキラー」(2007年2月10日放送)
脚本:赤星政尚/特技監督:菊地雄一/監督:小原直樹

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2月10日はヤプールによってメビウスキラーが誕生した日

2月10日は、ヤプールが作り出したエースキラーがガディバと同化してメビウスキラーとなったエピソードの日。メビウスキラーは倒したものの、ミライはアヤ、やっかいなヒルカワとともに未知の空間へ落ちていくのでした。

「人間が好きだから、ウルトラマンは命懸けで戦う」、だからこそ死なないでというアヤの願いは叶うのか。恐ろしいヤプールの周到な計画は、続く!
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga